Greenspan の The Age of Turbulence
(邦訳のタイトルは『波乱の時代』)を読んでいます。
ハーバード大学のマンキュー教授のブログ(12/20)で取り上げられていたことを
書きました。(このブログ:12/21)
第21章 Education and Income Inequality
(教育と所得の不均衡) p392-p408
と
第22章 ベビーブーマーの引退を持ちこたえられるか?
p409-p422
を読んで
今朝、第23章に入る。以下、
第23章 企業統治
第24章 エネルギー
第25章 終章
となっている。このところ、風邪を引いたのと、新しく読みたい本が増えたのとで
目標の年内読了は無理な気配に。
第25章は42ページと長いので、最後の章は来年にまわすことに。
今日は、
第21章のさわり(読みながら赤線を引いたりしたところ)を引用することにします。
(できたら、その平明な英語を味わってください。わがブログ編集者の適当な意訳です)
income conncentration has been rising since 1980, p392
(1980年代から所得格差が進行してきた)
globalization has been a major contributor to the increasing
concentration of income, p397
(所得格差の主な原因はグローバリゼーションである)
globalization has weakened the bargaing power of unions worldwide, p400
(グローバリゼーションは、世界各地で組合の交渉力を弱めてきた)
アメリカでは、時間当たり賃金は、
管理的な労働者の場合には 59ドルであるのに対して
それ以外の一般労働者の場合 17ドルだった (2007年)
年率の伸び率では、前者が5.6%に対して、後者は3.4%ということで、
格差が増大した。
第22章は、社会保障の問題で、
アメリカのメデイケア(高齢者の医療保険)や企業年金(確定給付)の将来を
予測しながら、その財政構造の悪化に警鐘を鳴らしている。
日本の高齢化にも言及し、先進国に共通の課題だとする。p410
(ブログ編集者:その日本では、なぜ問題が深刻かは、よく理解されていない。とくに政治家!)
この章の結び。
The world has no choice. Demography is destiny.
この構造変化を逃れることは出来ない。人口は経済現象の与件である。
(・・「運命」という強い表現を使っている)
『文芸春秋』2008-1号の書評が目にとまりました。
(本書の邦訳に対して。猪木武徳国際日本文化センター教授。p426-p427)
(邦訳のタイトルは『波乱の時代』)を読んでいます。
ハーバード大学のマンキュー教授のブログ(12/20)で取り上げられていたことを
書きました。(このブログ:12/21)
第21章 Education and Income Inequality
(教育と所得の不均衡) p392-p408
と
第22章 ベビーブーマーの引退を持ちこたえられるか?
p409-p422
を読んで
今朝、第23章に入る。以下、
第23章 企業統治
第24章 エネルギー
第25章 終章
となっている。このところ、風邪を引いたのと、新しく読みたい本が増えたのとで
目標の年内読了は無理な気配に。
第25章は42ページと長いので、最後の章は来年にまわすことに。
今日は、
第21章のさわり(読みながら赤線を引いたりしたところ)を引用することにします。
(できたら、その平明な英語を味わってください。わがブログ編集者の適当な意訳です)
income conncentration has been rising since 1980, p392
(1980年代から所得格差が進行してきた)
globalization has been a major contributor to the increasing
concentration of income, p397
(所得格差の主な原因はグローバリゼーションである)
globalization has weakened the bargaing power of unions worldwide, p400
(グローバリゼーションは、世界各地で組合の交渉力を弱めてきた)
アメリカでは、時間当たり賃金は、
管理的な労働者の場合には 59ドルであるのに対して
それ以外の一般労働者の場合 17ドルだった (2007年)
年率の伸び率では、前者が5.6%に対して、後者は3.4%ということで、
格差が増大した。
第22章は、社会保障の問題で、
アメリカのメデイケア(高齢者の医療保険)や企業年金(確定給付)の将来を
予測しながら、その財政構造の悪化に警鐘を鳴らしている。
日本の高齢化にも言及し、先進国に共通の課題だとする。p410
(ブログ編集者:その日本では、なぜ問題が深刻かは、よく理解されていない。とくに政治家!)
この章の結び。
The world has no choice. Demography is destiny.
この構造変化を逃れることは出来ない。人口は経済現象の与件である。
(・・「運命」という強い表現を使っている)
『文芸春秋』2008-1号の書評が目にとまりました。
(本書の邦訳に対して。猪木武徳国際日本文化センター教授。p426-p427)