介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3184号 難しい「社会福祉学」

2009-09-19 05:55:58 | 社会福祉
【学会と生活】
東洋経済という経済週刊誌が介護の問題を特集しています。(左から3番目)
2009.09.05号。経済の雑誌が特集を組むほど、介護問題は生活に密着したテーマになっています。
経済記者が足を使って介護施設を訪問し、高齢者をインタビューして作成された記事は、日本の介護の問題をわかりやすく整理しています。
*「MSW Lab Blog」2009.08.31で知って、求めたものです・

1番左手が『日本在宅ケア学会誌』第13巻第1号、Sept.,2009です。
第13回日本在宅ケア学会の企画を中心に編集されています。
特別講演の富山型ディサービスの報告p.13が重要です。
冒頭に、白澤政和先生の新理事長挨拶が掲載されています。

1番右手は、日本社会福祉学会の『社会福祉学』第50巻第2号(通巻90号)2009.8
です。学会シンポジウムの記録などが掲載されています。論文が6本掲載されています。普段の号では、10本程度掲載されています。応募数は、1号当たり30~40本だそうです。(「編集後記」)
・要支援認定者における介護保険制度改定の影響評価 p.56
・訪問介護事業所におけるサービス提供責任者の学習ニーズ p.68

【社会福祉における「公共」性を問う】
左から2番目が、10月10日&11日に法政大学で行われる日本社会福祉学会の第57回大会のプログラムです。

シンポジュウムの企画のレジュメと自由研究発表のテーマと氏名が冊子になっています。大会には出席しない私には、重要な情報です。

○ レジュメを読む。ともかく難しい。日本語として難解です。

○ 年金や高齢者医療の問題など、関心の高いテーマに関する発表はありません。
これらのテーマは、「社会保障」の問題と考えられているからでしょうか。

○ アメリカとの比較やアメリカの研究方法を用いるレジュメが多いことには違和感が残ります。経済的にまた外交的のそして文化的の、日本がアメリカの強い影響を受けていることは否定しませんが、アメリカには公的な医療保険制度すらないことで、国際社会では有名なのですが・・

【生活の視点で】
官僚に依存しない政治への移行・・ということが現実のものとなって、官僚制のシンクタンク機能が注目されました。

学問の研究が、もっと生活の視点にたった実際的な研究を蓄積し、わかりやすく公表していくべきでしょうね。
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