介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

BRITISH JOURNAL OF SOCIAL WORK 最新号

2008-07-24 04:56:04 | 地球→ドイツブログ
イギリスで刊行されている

BRITISH JOURNAL OF SOCIAL WORK は、

イギリスのみならず世界の社会福祉の専門家に注目されている雑誌です。

勤務する大学の図書館で、第38巻第4号2008年6月号(写真)を借りました。
この号では、「ソーシャルワークの歴史」を特集しています。
パリで、世界最初のソーシャルワークの国際会議が開催されたのは1928年のことで、2008年はそれから80年たった記念すべき年です。

【目次と要約】
上記のサイトをクリックすると
一番上にこの号がでているので、クリックすると
目次と10論文の要約がアップされています。

全文のダウンロードは有料です。

今回の特集のためにゲスト編集をしたCaroline Skehillの冒頭の解説pp.619-624によると、
今回の特集には40本の要約が寄せられ、そのうち15本を選び、最終的に10本のフルペーパーが掲載されたという。

詳しくは、目次と要約をご覧いただきたいのですが
(・・たしか、「ソーシャルワーク研究」(相川書房)には、この雑誌の書評が掲載されています)
私の意訳によって、キーワード風に10論文をあげてみます。

○ ドイツの社会教育とソーシャルワーク

○ フィンランドの児童福祉の歴史

○ ソーシャルワークと政府(イギリスの例)

○ イギリス、ヴィクトリア期のソーシャルワーク

○ スコットランドの場合(1966/2006の報告)

○ 3人のパイオニア(アダムス、サロモンなど)

○ ユーゴスラビアの社会主義下での社会福祉教育

○ スイス 優生学の影響を受けた福祉

○ アメリカにおける難民の歴史

○ アメリカにおける多民族文化とソーシャルワーク

【ドイツの事例を改めて・・】
いずれも興味深いものばかりですね。
スイスの優生学の影響を受けた社会福祉などもヒントがありそうです。

社会福祉の歴史を専門にしているわけではないので、
全部はフォローできませんが、専門領域としているドイツのことについて、
コピーをとりました。

機会をみてポイントを紹介しましょう。
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