介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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認知症でもだいじょうぶなまち【大牟田市:日本老年社会科学会フォーラム】

2008-06-22 21:57:25 | 認知症
【日本老年社会科学会】
が、こんどの週末、大阪で開催されることは、きのうこのブログで書きました。

大会プログラムの別冊に
「第50回大会記念公開フォーラム」があります。
その冊子は、さっき目を通したのです。(写真は、その表紙。赤いのは私のメモ)

そのテーマが
「認知症をめぐる予防とケアー地域における取り組みー」というのです。

大阪府立大学の中百舌鳥キャンパスで、6月27日です。

4人のかたの講演があり、そのテーマと名前は

日本老年社会科学会

の 大会概要をクリックするとわかります。

【大牟田市】
では、
認知症と共に、認知症を越えて、市民が安心して豊かに暮らせるようにまちづくりを推進していくことを市長が宣言している。

「認知症でも大丈夫なまち」「認知症にならないためのまちづくり」を続けていきたい
・・という趣旨の発表が
大谷るみ子さん(大牟田市認知症ケア研究会代表。グループホームふぁみりえホーム長)から行われる予定です。
 レジュメ集の別冊:pp.6-7

*大谷さんは、看護師。1996年、デンマークで福祉研修(3ヶ月)

【経過】
大牟田市 人口13万人 高齢化率28%
平成13年11月 「大牟田市認知症ケア研究会」発足。事務局は、大牟田市の長寿社会推進課。 
平成14年度 大牟田市内全世帯を対象に認知症の実態調査を行った。
「地域で認知症の人を支える意識や仕組みは必要でしょうか?」
  →2600人の市民「必要」と答えた。

地域作りの提言:
① 向う三軒両隣、身近なネットワーク
② 公民館、民生委員などの地域資源を活用
③ 認知症を恥じず、隠さず、見守る意識を高めよう
④ 行政と地域の連携、認知症支援の推進者を育成
⑤ 子どもの時から学ぶ、触れる機会を作ろう

*具体的な活動の例 は(残念ながら省略)

【世界への発信】
平成18年10月 国際アルツハイマー病協会ドイツ国際会議
 絵本教室で学び徘徊模擬訓練に参加している中学生2名を伴い参加。

世界への発信で、大牟田の無関心な人まで巻き込むことになり、市民の関心がようやく高まってきた。  

認知症ケアを通じて地域を創る(大牟田市保健福祉部)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (かほり)
2008-06-26 23:09:09
はじめまして。認知症は支えることも重要ですが、早期発見と危険因子の予防が重要のようです。この本を読んで色々勉強になりました。
医歯薬出版「アルツハイマー病が予防できる」
医学的な本格書 (bonn1979)
2008-06-26 23:22:30
かほり さん
コメント
ご本の推薦ありがとうございました。

医歯薬出版

http://shiyaku.co.jp/

で、詳しい内容を知りました。

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