介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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台風の雨

2007-07-14 06:48:31 | 映画・読書
マンションのエレベーターに
台風のための対策としてベランダを片付けるとか
書かれてあった。

朝6時のニュースは
枕崎の写真。
鹿児島が全国ニュースになるのは
台風のときか。
暴風雨圏になるのは昼ごろのようだ。

昨日『加能人』が届く。
月刊で、「加能」とは、加賀と能登の二つの国
をさしている。
現在の石川県に相当する。
石川県出身者あての全国へのニュース。
出身者のエッセイや郷土のニュースが
掲載されている。

30歳のころに3年間
60歳のころに2年間
住んでいたのでやはり金沢は懐かしい。

18歳まで住んでいた富山県は
江戸時代は、前田の殿様の支店だったので
文化的には金沢と近い。
(正確には、今の富山県の西半分)

今日書こうと思ったのは
この雑誌の
「ミュージアム・ガイド」を読んで
その多彩な行事に
鹿児島との対比を思いついたのです。

どうも最近のブログは
長くなります。
FMでは、いまちょうどバロック音楽をやっています。
土曜日はリクエスト。さっきから、バッハをやっている。
おしゃべりのMというアナウンサーにはバロックの雰囲気を
壊される思いですが・・

鹿児島には
まず県立美術館がない。
市立美術館は建物はまぁまぁですが常設展はおそまつ。
鹿児島出身の画家は多いのに、それが少ない。
これに対して
石川県の県立美術館は常設・企画展とも素晴らしいです。
伝統工芸館は旧県立美術館。
ここに最近市立の「金沢21世紀美術館」が加わる。
私がいるころはまだオープンしていなかったが、
斬新な設計と企画で有名になった。
(最近館長による新書版の本がでた)

市内の江戸時代の庭は
鹿児島では磯公園ということになるが・・確か入場料が
1000円で、運営は株式会社。
金沢はご存知の兼六園が都心にあり、県の直営です。

文学関係では
鹿児島にはメルヘン云々という不思議な名前のものがあるが
金沢には、近代文学館が旧制高校の校舎を利用して
作られており、泉鏡花、室生犀星、徳田秋声の文学館が
それぞれある。金沢の出身だから。

博物館
鹿児島の県立博物館は建物が古いし維持費が乏しいようだが
企画というか説明には工夫があり
入場無料というのがいいですね。
金沢にある県立歴史博物館は3棟からなりその内容には
圧倒されます。
鹿児島には黎明館という県立施設があり、ままざまな行事に
活用されているが、博物館としてはどうかなぁ。

最後に決定的なことは
金沢では、これらの諸施設は兼六園を中心の歩いていける地域に固まっており
鹿児島では、ばらばらでグランドデザインが感じられません。
鹿児島のコンクリートで固めた中央公園と石川の緑あふれた県立中央公園
の違い。
明治のころ、日本を回天した鹿児島ですが
新幹線を降り立って(あの夕張にあるような)大観覧車をみたら
げんなりすると思う。

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