介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第1642号 中国からの留学生との第2講【本日午後】

2008-10-03 21:46:58 | 中国
【この機会に中国語も・・】
アイスブレークに中国語。
「私は・・(といいます)」の言い方を発音してもらう。
ネイティブの中国語3人から教わる機会などめったにないですから・・
*文章だけなら、Googleの翻訳サービスでできる。発音はナマで聞かないと。

前回のこのブログ(第1611号9/26)の冒頭部分を配布。(パソコンを見てない留学生がいるようなので・・)
*留学生の実名を掲載することをあらかじめ了解とってありましたが、この機会に私の実名も出すことにした、と話しておいた。日本社会だけのブログだと、ブログネームの方がしのぎやすいでしょうが・・相手の実名を掲載するのに私のほうがブログネームでは失礼ですから。

【正規授業+私塾】
学部の場合には、日本語の基礎知識、各科目の基礎知識を覚えることがすべての出発点ですね。大学院となると、勉強は自分ですることがよりはっきりしてきます。
この金曜日の3人の時間は、日本語のヒアリング・スピーキングがまず大事なトレーニング。今日は、まだ、2回目なので、日本語力・大学への期待・研究テーマなどをことばの端端から観察することに。「中国からの留学生」というだけの共通点から3人の「院生+履修済み院生+来期受験準備中留学生」という「正式の講義+私塾」の性格の私だけの講義が始まったわけです。
14回の講義が終わった時点で、ある程度の満足感というか、「無駄ではなかった」と思ってもらわねば・・と気を引き締めます。

3人の都合を重ね合わせて、正規の18時から19時30分の時間帯を15時30分から17時に変更して、事務へ掲示用のメモをもっていくと、「そのような時間帯は設定できないので、授業時間は(正式には?!)もとのまま18時からということでいいですね」と意味不明の念を押される。
さらに一押し、この時間帯でプロジェクターが使える部屋がありますか?
と聞いたので、騒ぎが大きくなった。無理かもしれないが、・・ウェブからの情報の入手方法を実際にやって見たいと考えています。

【中国人は中国語を知っているので有利です・・】
陳さんが、WHO(世界保健機構)の中国語サイトを見ていたのを思い出し、コピーして配布した。

○ 教訓 日本人は、英語を勉強しないと国際組織の情報にはアクセスできない。中国人は、(国連の正式言語なので)国際文書に容易にアクセスできる。
もちろん、英語のできる中国人は、国際活動(国際的な研究)をする上で極めて有利だ。

【情報そのものよりは情報の入手方法を・・】
・前回の厚生労働省資料のもとになったOECD資料から、最新情報は原典にアクセスする重要性
 (厚生労働省の資料は2005年のデータ。OECDのオリジナルデータは2006年)
・鹿児島市役所のホームページから、国民健康保険などの説明方法を評価した。
・大事な情報は、ウェブやブログではわからない
 例:○○病院は、手術の事故が多い(窓口は笑顔で愛想はいいが・・)
   ▲▲先生は、試験の評価が辛い(単位がとりにくい)
→最後は、生きた人間からの情報ということになりますね。

【国民健康保険制度の実際を知る】
次回以降は、国民健康保険制度の実際を詳しく学ぶ。
医療に実際については、医学博士のY先生(2008年4月から大学院専任教授で赴任されている。研究室が私の研究室の向かい)
にお時間をいただいてお聞きする。
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