『この国を作り変えよう』
という大仰なタイトルの本が積んでありました。
講談社のサイトから、著者達が言う日本再生の10項目を引用します。
*「在庫切れ」たあります!(発売日は12月4日)
『この国を作り変えよう』
その10項目の4番目:
「地方中核都市への人口一極集中を誘導」に関連して、
本書では、
「・・いまそこに住んでいる人の不便や不都合だけでをセンチメンタルに取り上げて報道するだけでは、地方の問題は解決しません」p.137
と言っています。
このページを読んで、カーとなって!買ってしまいました。(写真)
鹿児島に住み
東京の母(正確には千葉県松戸市)を思い
また義母のいる大隅半島を知ると
この著者の言うことの間違いがわかります。
「田舎の人間は鹿児島市内に集めよ」という議論で
いま問題なのは、その鹿児島市内への集中がすでに何年もかけて進んでいる
その弊害をどうするか?
という問題設定をこそすべきだと思います。
ちなみに
2人の共通点
○ まだ若い(私より)1960年生まれと1963年生まれ→「団塊の世代」の下の世代
○ 東大法学部卒のエリート
○ 発展中の会社社長
○ アメリカ経験がある
○ 政府の委員などをつとめる
この2人のエリートによる提言には、「自分は優秀だ。俺の言うことを聞け」というエリート臭がいっぱいですが、「自分の好きなものばかり読んでいてもいかん」とご紹介する次第です。
10項目のうち
6 正規社員と非正規社員の区別撤廃 などはOKですが
3 現在の公的年金を解散、保険料を全額返還
という論議もしています。
→別途検討の必要があります。
議論するはいいのですが
こういう「東京臭い」意見だけが「大きな顔で」発言する社会はおかしいですね。
という大仰なタイトルの本が積んでありました。
講談社のサイトから、著者達が言う日本再生の10項目を引用します。
*「在庫切れ」たあります!(発売日は12月4日)
『この国を作り変えよう』
その10項目の4番目:
「地方中核都市への人口一極集中を誘導」に関連して、
本書では、
「・・いまそこに住んでいる人の不便や不都合だけでをセンチメンタルに取り上げて報道するだけでは、地方の問題は解決しません」p.137
と言っています。
このページを読んで、カーとなって!買ってしまいました。(写真)
鹿児島に住み
東京の母(正確には千葉県松戸市)を思い
また義母のいる大隅半島を知ると
この著者の言うことの間違いがわかります。
「田舎の人間は鹿児島市内に集めよ」という議論で
いま問題なのは、その鹿児島市内への集中がすでに何年もかけて進んでいる
その弊害をどうするか?
という問題設定をこそすべきだと思います。
ちなみに
2人の共通点
○ まだ若い(私より)1960年生まれと1963年生まれ→「団塊の世代」の下の世代
○ 東大法学部卒のエリート
○ 発展中の会社社長
○ アメリカ経験がある
○ 政府の委員などをつとめる
この2人のエリートによる提言には、「自分は優秀だ。俺の言うことを聞け」というエリート臭がいっぱいですが、「自分の好きなものばかり読んでいてもいかん」とご紹介する次第です。
10項目のうち
6 正規社員と非正規社員の区別撤廃 などはOKですが
3 現在の公的年金を解散、保険料を全額返還
という論議もしています。
→別途検討の必要があります。
議論するはいいのですが
こういう「東京臭い」意見だけが「大きな顔で」発言する社会はおかしいですね。
彼らは所謂『勝ち組』と言う事で「我は正義なり」と恐らく諫言・苦言には耳を貸さないでしょう。
というか、こういう連中が実はチヤホヤされ出版物が良く売れたりするものです。
かく言う私もサラリーマン時代には、もっと酷い上司の暴言を「仰るとおりです」と飲み屋で持て囃したりしたもんです。
というかエリートの脆さを露見する内容ですね(読んでないけど)
帯附に書かれた「問題の本質は『若者の所得を収奪する団塊の世代』である」
これは有る意味自虐的な意味も込めているのか?(恐らく数年後には自分たちも言われるであろう文言のような)
でも、こういう連中が国会議員になって大臣になったりするんですよね。
コメントありがとうございます。
「田舎にいるのは田舎にいるのが悪い」といった論理には(とりあえず東京から鹿児島に来た私としては)一太刀?浴びせておく必要を感じました。
もっとも、東京に住んでいて「地方の時代」というインテリ諸君はもっとひどいとは思います。