【社会保障の日独比較】
土田武史他編著『社会保障改革ー日本とドイツの挑戦ー』(ミネルバ書房、2008)を読んできました。
第2部の介護
について、第4章で、サービスの質を、第5章で介護財政を対比しています。
似ているようで、実は多くの相違点もあることを知りました。
【さて、第6章ですが・・】
タイトルは
「職業的介護労働に関する雇用環境」となっていて、
担当は、駒村康平:慶應義塾大学経済学部教授です。(p150ーp165)
これまでの章に比較すると、
この章はちょっと様子が違いそうです。
○ 3つの節の分けて分析しているが、ドイツのことは最初の節で簡単に触れているだけです。
○ 日本については、ホームヘルパーにつての統計を紹介しています。
【政策的な分析は】
○ ドイツでは、介護サービスの中心的な役割を担っている「老人介護士」についてはふれていないようです。
○ 日本では、2007年11月に、ちょうど介護福祉士法の改正が成立しましたが、原稿構成時期と重なったためか、詳しい言及はありません。
○ 介護労働の労働条件の劣悪さに言及しつつも、この改善には財源を伴うとして歯切れは悪い様子です。
*写真は、昨日、キャンパスで。
土田武史他編著『社会保障改革ー日本とドイツの挑戦ー』(ミネルバ書房、2008)を読んできました。
第2部の介護
について、第4章で、サービスの質を、第5章で介護財政を対比しています。
似ているようで、実は多くの相違点もあることを知りました。
【さて、第6章ですが・・】
タイトルは
「職業的介護労働に関する雇用環境」となっていて、
担当は、駒村康平:慶應義塾大学経済学部教授です。(p150ーp165)
これまでの章に比較すると、
この章はちょっと様子が違いそうです。
○ 3つの節の分けて分析しているが、ドイツのことは最初の節で簡単に触れているだけです。
○ 日本については、ホームヘルパーにつての統計を紹介しています。
【政策的な分析は】
○ ドイツでは、介護サービスの中心的な役割を担っている「老人介護士」についてはふれていないようです。
○ 日本では、2007年11月に、ちょうど介護福祉士法の改正が成立しましたが、原稿構成時期と重なったためか、詳しい言及はありません。
○ 介護労働の労働条件の劣悪さに言及しつつも、この改善には財源を伴うとして歯切れは悪い様子です。
*写真は、昨日、キャンパスで。