【あなたの町には信頼できる人が住んでいる】
・・と帯のセリフ。
鳥越ひろ之(ひろゆき。「ひろ」が出てこない・・白+告)著
NHK出版、生活人白書。
2008.2.10付け第1刷。188ページ、660円+税。
著者は、早稲田大学教授、1944年生まれ。
社会学、民俗学、文化人類学の見地から地域の計画や課題を扱う。
【元気なコミュニティの法則】
1 親戚のような他人がいる
2 ちょっとした親切に出会う
3 子どもと大人とお年寄りが交流している
4 独自の文化を持っている
5 みんなが楽しめる活動がある・・・
これは、ほんの帯のウラ表紙のほう。
【サザエさんを使うアイデア】
編集者の企画だという。
この本を手にとって見て買おうと思ったのは
この点にある。
というのは、2006年度後半の大教室での学部の講義(2007年度からはやっていない)
で、手伝ってもらった大学院生のNさんのアイデアで漫画教材を使い好評でした。
最終回は、サザエさんで締めた。
この本では、サザエさんのバックナンバーを随所に使ってコミュニティの望ましい方向を探っている。
内容は、おおむね平凡なのですが、この「説明にサザエさんを使う」
という点が面白い。
*ただし、実際の漫画は使われていなくて、文章での解説なのは片手落ちというか
インテリ?の恥ずかしさなのか。
【50戸】
日本の歴史を見ると
今でいう「コミュニティ」(私などは、このカタカナ語はなじめないが・・)
に相当する村落は、50戸前後だとのこと。
奄美の加計呂麻島の集落(シマ)を思い出す。
著者は、
阪神大震災の遭遇して、その復興過程で新しい地域再生の試みに出会う。
この本では、その事例が多く紹介されている。
その成功例の背景を説明している概念:
・「社会的親」 近所の人みんなで子どもの教育をする
・「平凡教育」と「非凡教育」 柳田國男の提案(偏差値教育よりは日常の常識)
【バーチャルコミュニティの相互協力】
ブログ世界でも相互協力がある
ということを研究した事例が紹介されてあったのが興味ぶかかった。
(この本年ほど、このことを痛感しているから)
*本書、p171.p188に参考文献・サイト
小林哲郎・池田謙一(日本社会心理学会第44回大会発表、2003年)
・・と帯のセリフ。
鳥越ひろ之(ひろゆき。「ひろ」が出てこない・・白+告)著
NHK出版、生活人白書。
2008.2.10付け第1刷。188ページ、660円+税。
著者は、早稲田大学教授、1944年生まれ。
社会学、民俗学、文化人類学の見地から地域の計画や課題を扱う。
【元気なコミュニティの法則】
1 親戚のような他人がいる
2 ちょっとした親切に出会う
3 子どもと大人とお年寄りが交流している
4 独自の文化を持っている
5 みんなが楽しめる活動がある・・・
これは、ほんの帯のウラ表紙のほう。
【サザエさんを使うアイデア】
編集者の企画だという。
この本を手にとって見て買おうと思ったのは
この点にある。
というのは、2006年度後半の大教室での学部の講義(2007年度からはやっていない)
で、手伝ってもらった大学院生のNさんのアイデアで漫画教材を使い好評でした。
最終回は、サザエさんで締めた。
この本では、サザエさんのバックナンバーを随所に使ってコミュニティの望ましい方向を探っている。
内容は、おおむね平凡なのですが、この「説明にサザエさんを使う」
という点が面白い。
*ただし、実際の漫画は使われていなくて、文章での解説なのは片手落ちというか
インテリ?の恥ずかしさなのか。
【50戸】
日本の歴史を見ると
今でいう「コミュニティ」(私などは、このカタカナ語はなじめないが・・)
に相当する村落は、50戸前後だとのこと。
奄美の加計呂麻島の集落(シマ)を思い出す。
著者は、
阪神大震災の遭遇して、その復興過程で新しい地域再生の試みに出会う。
この本では、その事例が多く紹介されている。
その成功例の背景を説明している概念:
・「社会的親」 近所の人みんなで子どもの教育をする
・「平凡教育」と「非凡教育」 柳田國男の提案(偏差値教育よりは日常の常識)
【バーチャルコミュニティの相互協力】
ブログ世界でも相互協力がある
ということを研究した事例が紹介されてあったのが興味ぶかかった。
(この本年ほど、このことを痛感しているから)
*本書、p171.p188に参考文献・サイト
小林哲郎・池田謙一(日本社会心理学会第44回大会発表、2003年)