介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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漫才はロシアにはないが中国では見た

2007-12-19 07:13:58 | 地球→ドイツブログ
そろそろFMでずっと聴いてきたバロック音楽が終わりに近い。
今日は、モンテベルディなどの宗教音楽。クリスマスというわけか。
その前の天気予報の前に
5:50から5分だけ「名曲の小箱」ってやりますね。
今朝は、バッハ、トッカータとフーガ 二短調でした。
朝から得をした気分。
特段の趣味のない私には、朝、FMでバッハなど聞きながら
あまり仕事に関係ないものを読んでるときが息抜き。

さっきまで読んでいたのは
海外出張報告「第17回党大会後の中国を見通す」
です。
東京財団研究員の河東哲夫の報告。
A4の細字で11ページ、28000字の報告。
私のホームページ、「国際保健福祉学」の項の冒頭のリンクに
Japan and World Trends とあるのをクリックください。

1 第17回党大会の評価
2 中国の国家としての特質
3 中国の経済成長は腰の強い sustainable なものか
4 外交
5 安全保障・軍備
6 対日関係
7 北京市民の実感レベルの世界
8 雑感

となっていて、1~6までは、中国の専門家や日本大使館関係者に会って聞いた話から構成していて、新聞やテレビの報道とは一味違った観察です。
興味のある方はご覧ください。

私が、とくに興味深かったのは、7・8の河東氏が旅人として街や人々を観察したところ。
(ロシアの専門家なのだが)中国語も堪能なようで、タクシーの運転手に家族のことを聞いたりしている。

・金(かね)を崇拝する空気
・モラルが変化した境目は、文化大革命で、これ以降「留守のときは家に鍵をかけるようになった時代」といわれている。
・随所にソ連の影響が残る。
・兵役:建前は徴兵制、実際は志願制(金持ちの子どもがのがれている)
・北京の空気汚染がひどい。
・街の看板 漢字にラテン文字表示が併記しているのものが多い。

そして、
しめくくりが、タイトルの話。
テレビに、日本の漫才とそっくりなものを発見したと。
ロシアや欧米では2人だけの漫才のような芸はないのではと長い報告を結んでいる。

*河東氏は、私がドイツに勤務していた頃の同僚(本ブログ12/14参照)
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