写真は、東京の桜。おソ松な日々Ⅱ 2010.03.31 からお借りしました。
【スタンスの転換】
日本の介護現場にアジアから見えた人を研修して働いてもらうということが始まっていて批判的にあるいは違和感をもってみている人が多いです。
ですが、そのアジアからの人を迎えるのは、いずれ高齢化が進むアジアの国で介護をになう人材を育成して返してあげるのだ・・となると、発想は大逆転します。
笑わせてなんぼの介護福祉士 2010.03.28 の記事へのコメント4で、げんきさん は、
「・・私の住んでいるところにインドネシアの男の子が3人やってきて、私が彼らに授業をするようになって1年が過ぎました。もう過去問にも挑戦していますよ。
今日も今から レッスンに行ってきます。
現実はとても厳しいです。厳しいし、国の政策に疑問を感じますが、彼らには国家試験にぜひ合格してほしいので2年後の受験まで一緒に頑張るつもりです。
EPAに振り回されてたまるか!と私たちは何年か後、インドネシアに日本人相手の介護施設を作ろうと大きな夢を描いてモチベーションを上げています。
「介護」というビジネスが存在しないインドネシアで私は「高齢者介護の母」となり、 老後は彼らや彼らが育てた職員の手厚い介護を受ける予定です(笑)」
といっています(3/29)
*インドネシアに日本人の介護施設を
→インドネシアの高齢者への介護サービスへ ともう一段の逆転がみえてきます。
【内なる解放】
昨夜の、BSフジのプライムニュースは、経済発展するアジアの中で日本はどういきるか?
がテーマでした。
私は、ふだん天気予報以外はテレビはみないのですが、この番組のファンである妻が途中で「是非見なさい」と呼びにきたのです。
BSフジ 4月1日 冒頭部分の動画。(10日過ぎると文章に替わる由)
NIRA理事長 伊藤元重東大教授
ジェトロ・アジア研究所長 白石 隆
のお二人がゲストでした。
激動と発展のアジア
これに対して相対的に日本は取り残されていく
世界標準で生きていくために「内なる解放」(伊藤)が必要だと。
【福祉の世界にも】
このブログでは「地球」というカテゴリと「中国」というカテゴリがあって、たくさんの項目がエントリーしています。
多くは、ヨーロッパの社会保障政策の紹介ですが、
第2781号2009.04.26 では、「地球人」の時代 について書きました。
このブログの姉妹編である「坂之上介護福祉研究会」(資料編)では、
世界における社会政策の動向をフォローしていますが
207 中国
816 韓国
832 インド
など、昨日の番組で話題になったアジアの国々への関心を高めています。
【できることはたくさん】
具体的には、
・アジアから日本に学んでいる人への支援
・英語以外にアジア語を習得する日本人を増やす
など
昨日も
博士課程2年になったばかりの陳さん(中国からの留学生)と
中国の医療において、公共政策はどこまで負担すべきか
といった議論をしました。
アジアの若い世代への支援は
小さなことなら私にもできることですから
留学生と話し合うことは残された人生のエネルギーを注ぐ分野として悔いのない時間です。
《1859字》
【スタンスの転換】
日本の介護現場にアジアから見えた人を研修して働いてもらうということが始まっていて批判的にあるいは違和感をもってみている人が多いです。
ですが、そのアジアからの人を迎えるのは、いずれ高齢化が進むアジアの国で介護をになう人材を育成して返してあげるのだ・・となると、発想は大逆転します。
笑わせてなんぼの介護福祉士 2010.03.28 の記事へのコメント4で、げんきさん は、
「・・私の住んでいるところにインドネシアの男の子が3人やってきて、私が彼らに授業をするようになって1年が過ぎました。もう過去問にも挑戦していますよ。
今日も今から レッスンに行ってきます。
現実はとても厳しいです。厳しいし、国の政策に疑問を感じますが、彼らには国家試験にぜひ合格してほしいので2年後の受験まで一緒に頑張るつもりです。
EPAに振り回されてたまるか!と私たちは何年か後、インドネシアに日本人相手の介護施設を作ろうと大きな夢を描いてモチベーションを上げています。
「介護」というビジネスが存在しないインドネシアで私は「高齢者介護の母」となり、 老後は彼らや彼らが育てた職員の手厚い介護を受ける予定です(笑)」
といっています(3/29)
*インドネシアに日本人の介護施設を
→インドネシアの高齢者への介護サービスへ ともう一段の逆転がみえてきます。
【内なる解放】
昨夜の、BSフジのプライムニュースは、経済発展するアジアの中で日本はどういきるか?
がテーマでした。
私は、ふだん天気予報以外はテレビはみないのですが、この番組のファンである妻が途中で「是非見なさい」と呼びにきたのです。
BSフジ 4月1日 冒頭部分の動画。(10日過ぎると文章に替わる由)
NIRA理事長 伊藤元重東大教授
ジェトロ・アジア研究所長 白石 隆
のお二人がゲストでした。
激動と発展のアジア
これに対して相対的に日本は取り残されていく
世界標準で生きていくために「内なる解放」(伊藤)が必要だと。
【福祉の世界にも】
このブログでは「地球」というカテゴリと「中国」というカテゴリがあって、たくさんの項目がエントリーしています。
多くは、ヨーロッパの社会保障政策の紹介ですが、
第2781号2009.04.26 では、「地球人」の時代 について書きました。
このブログの姉妹編である「坂之上介護福祉研究会」(資料編)では、
世界における社会政策の動向をフォローしていますが
207 中国
816 韓国
832 インド
など、昨日の番組で話題になったアジアの国々への関心を高めています。
【できることはたくさん】
具体的には、
・アジアから日本に学んでいる人への支援
・英語以外にアジア語を習得する日本人を増やす
など
昨日も
博士課程2年になったばかりの陳さん(中国からの留学生)と
中国の医療において、公共政策はどこまで負担すべきか
といった議論をしました。
アジアの若い世代への支援は
小さなことなら私にもできることですから
留学生と話し合うことは残された人生のエネルギーを注ぐ分野として悔いのない時間です。
《1859字》
また先日の韓国の金玄勲理事長からも(同窓のよしみですが)、交流を持ちましょうというお話しです。
国内に目を向けたら、お先真っ暗ですが、それこそ金理事長のおことばを借りれば、「内なる国際化」が永遠のテーマになりそうな…。
その中で世界に類を見ない我が国の高齢者介護対策について、発信すべきではないか?とざっくばらんに書きました。
この視点が内なる解放の第一歩になるような…。
「内なる開放」ということは、
今、医療と看護、そして介護をどう一元化していくのか、ということにも通じるのでは、
と思いました。
「自宅で家族が行ってもらっているような医療処置を、介護職にも行うことができるのか」
ということに対し、
結局は、自分の職域を守りたいが故の発想でしか議論がまないのであれば、
その先の発展はないように思います。
介護支援専門員資格が創設されたときに、
むやみに基礎資格を増やした時のように・・・
「結局は、自分の職域を守りたいが故の発想でしか議論がまないのであれば、」
↓
「結局は、自分の職域を守りたいが故の発想でしか議論が行われないのであれば、」
でした。
コメントありがとうございます。
私も
日社大の頃は
中国、韓国を中心にアジアとの交流を
たくさん担当しました。
かってレーニンは
革命はも弱い環から起こる
といったとか・・
日本社会のアキレス腱ともいうべき
介護問題が
一転アジアの国々への
支援になりうる
とすれば
素晴らしいですね。
隣の人の表決ボタンを押した
という中学生レベルの政治論ではなく
なにか大きな方向づけを必要としていますね。
さはらさんも
すでにお持ちの
アジアとの接点を
大切にされますように・・・
コメント有難うございました。
医療と福祉
このはざまでご苦労される日々と拝察していますが
国内にあってはテレビの大食い競争のごとく満ち足りているかに見えますが
昨日の番組では国際標準では日本の暮らし向きは必ずしも高い評価が無いとのこと
長い労働時間
女性の社会的役割の低さ
都市としての快適さが乏しい・・
縦割り社会・建前社会の弊害による
墨守文化に根本の原因がありそうですね。
twitter文化は
それを突き崩すことができるでしょうか?
よこしまな人々もいましたが、志の高い人もいました。
先人に学ぶことは多いと思います。
人々の試みは時空を超えて、国々の人々の心に残ります。
忘れられたことも必ず掘り起こされるものですね。
こころざしや信念を持って当たるに値することだと思います。
コメント有難うございます。
先人は
いつかはしかるべく発掘されますね。
名も無い市井の人の役割に関心があります。
歴史はほんとうはそういう普通の人によって形成されてきたのでは?