Dia News が届きました。〈写真、No.56 2009年1月25日号)
ダイヤ高齢社会研究財団
というところが季刊で発行しています。12ページの薄い冊子ですが、編集子に「目利き」の人がおられると見えて、いい論考が掲載されます。
これまでも、このブログで、
☆ 「ニュータウンの高齢化」〈2008.11.01のこのブログ)
☆ 「時・人・地域を結ぶ回想法」〈2008.01.30のこのブログ)
を紹介しました。
*「回想法」の記事は、野村豊子先生というこの分野の第一人者の論文であったせいか、1年たったいまでも〈このブログへの)索引数が多いです。
高田一夫先生は、一橋大学大学院教授。
「21世紀の社会と労働」という小論文pp.3-6
の要点を紹介します。
○ 消費者が本当に望む商品を供給しなければならない・・自動車やパソコンではない→教育、医療、福祉サービス
○ 日本は、国際的に見て、医療費や高等教育への投資が少ない
→市場経済だけでは十分ではない
○ 有給休暇を完全に消化することからはじめては?
*2003年の調査で、20日間のうち、平均7.8日の取得。
組織を離れて自分の生活を作るという意識が弱い
○ 高齢化→余暇の多い人が増加
*年金の重要性
個人の金融資産は1500兆円ある。年金の世代内の助け合いが行われている。
○ 日本には市民社会が定着しつつある・・・筆者の調査
*「フォーク並び」が普及してきた。【ブログ管理者注:鹿児島ではどうかな?】
【文献】
著者には、年金における再分配問題を考察した論文があり、全文ウェブで読むことができるので関心のある向きはご覧ください。(2004年。一橋大学の紀要で専門家
向け。縦書き)
公的年金における再分配問題
*フォーマットの右下 View/Openをクリックする。
さらに、そこで出てきた冒頭のページをクリックすると、本文が出てきます。〈31ページ)
ダイヤ高齢社会研究財団
というところが季刊で発行しています。12ページの薄い冊子ですが、編集子に「目利き」の人がおられると見えて、いい論考が掲載されます。
これまでも、このブログで、
☆ 「ニュータウンの高齢化」〈2008.11.01のこのブログ)
☆ 「時・人・地域を結ぶ回想法」〈2008.01.30のこのブログ)
を紹介しました。
*「回想法」の記事は、野村豊子先生というこの分野の第一人者の論文であったせいか、1年たったいまでも〈このブログへの)索引数が多いです。
高田一夫先生は、一橋大学大学院教授。
「21世紀の社会と労働」という小論文pp.3-6
の要点を紹介します。
○ 消費者が本当に望む商品を供給しなければならない・・自動車やパソコンではない→教育、医療、福祉サービス
○ 日本は、国際的に見て、医療費や高等教育への投資が少ない
→市場経済だけでは十分ではない
○ 有給休暇を完全に消化することからはじめては?
*2003年の調査で、20日間のうち、平均7.8日の取得。
組織を離れて自分の生活を作るという意識が弱い
○ 高齢化→余暇の多い人が増加
*年金の重要性
個人の金融資産は1500兆円ある。年金の世代内の助け合いが行われている。
○ 日本には市民社会が定着しつつある・・・筆者の調査
*「フォーク並び」が普及してきた。【ブログ管理者注:鹿児島ではどうかな?】
【文献】
著者には、年金における再分配問題を考察した論文があり、全文ウェブで読むことができるので関心のある向きはご覧ください。(2004年。一橋大学の紀要で専門家
向け。縦書き)
公的年金における再分配問題
*フォーマットの右下 View/Openをクリックする。
さらに、そこで出てきた冒頭のページをクリックすると、本文が出てきます。〈31ページ)