【きっかけ】
非正規雇用が雇用総数の3分の一を占めている
という報告が報道されていました。
これは、総平均であって、
例えば、若い年齢層、女性
でみれば、もっと高い比率になっているでしょう。
私が、学生から社会に出る1965年ごろ、高度成長とかいわれるが、結構、大卒の就職は大変だったと思います。
ですが、どこかに就職すれば、「普通」の人生設計はよかれあしかれ予測できた時代です。
非正規雇用の不安定さは、社会全般を包みます。
3分の1ということは、不安定が「普通」となってしまった。
『文芸春秋』4月号の対談(作家の桐野夏生と佐藤優)のことを紹介しました。
今の日本の不安は、ソ連崩壊前の状態よりもっと厳しいと。
【「市民社会政策」を掲げたが・・】
先日は、
「市民社会政策」という概念を掲げたのばかりですが・・
Googleで 「市民社会政策」で検索すると、なんと、わがブログだけ。
25000ヒットは、全部、「市民」と「社会」と「政策」の組み合わせだけ。
もともと、
京極高宣『新しい社会保障の理論を求めて』(社会保険研究所、2008)
に書いてあったのを借用したのでした。同書p30-p32.
【新しい概念の模索】
それは、
経済財政諮問会議のような市場万能的な思想・政策に対して、
「社会福祉」や「社会保障」では対抗できないのでは・・
かといって、「社会政策」では、日本では、「国家による労働政策」を意味してきました。
そこに「市民」とした京極先生の工夫があったと思われます。
(先生は、すでに1984年に「市民参加の福祉計画」を書いている)
【日常生活からの視点】
そこで
最近、ブログだけではなく実人生でもお会いしだして、いろいろ示唆をいただいている
坂之上4丁目の皆さんなどの目の高さから考え直すことにしようと・・・
医療・介護・年金はもとよりですが、
雇用・教育・住宅・交通・環境などの問題を見つめる方向・・
これは、ヨーロッパ流の Social policy ということでもあるのです。
*写真は、カントリー雑貨「さくらんぼ」さんが新学期記念売り出しで20%引きというので、今朝、開店一番に買ってきた時計です。左側は、前にも紹介した砂時計。
非正規雇用が雇用総数の3分の一を占めている
という報告が報道されていました。
これは、総平均であって、
例えば、若い年齢層、女性
でみれば、もっと高い比率になっているでしょう。
私が、学生から社会に出る1965年ごろ、高度成長とかいわれるが、結構、大卒の就職は大変だったと思います。
ですが、どこかに就職すれば、「普通」の人生設計はよかれあしかれ予測できた時代です。
非正規雇用の不安定さは、社会全般を包みます。
3分の1ということは、不安定が「普通」となってしまった。
『文芸春秋』4月号の対談(作家の桐野夏生と佐藤優)のことを紹介しました。
今の日本の不安は、ソ連崩壊前の状態よりもっと厳しいと。
【「市民社会政策」を掲げたが・・】
先日は、
「市民社会政策」という概念を掲げたのばかりですが・・
Googleで 「市民社会政策」で検索すると、なんと、わがブログだけ。
25000ヒットは、全部、「市民」と「社会」と「政策」の組み合わせだけ。
もともと、
京極高宣『新しい社会保障の理論を求めて』(社会保険研究所、2008)
に書いてあったのを借用したのでした。同書p30-p32.
【新しい概念の模索】
それは、
経済財政諮問会議のような市場万能的な思想・政策に対して、
「社会福祉」や「社会保障」では対抗できないのでは・・
かといって、「社会政策」では、日本では、「国家による労働政策」を意味してきました。
そこに「市民」とした京極先生の工夫があったと思われます。
(先生は、すでに1984年に「市民参加の福祉計画」を書いている)
【日常生活からの視点】
そこで
最近、ブログだけではなく実人生でもお会いしだして、いろいろ示唆をいただいている
坂之上4丁目の皆さんなどの目の高さから考え直すことにしようと・・・
医療・介護・年金はもとよりですが、
雇用・教育・住宅・交通・環境などの問題を見つめる方向・・
これは、ヨーロッパ流の Social policy ということでもあるのです。
*写真は、カントリー雑貨「さくらんぼ」さんが新学期記念売り出しで20%引きというので、今朝、開店一番に買ってきた時計です。左側は、前にも紹介した砂時計。
普通の生活が厳しい時代となりました。何もかもが値上がりし始めて、バイトで稼いだお金はすぐに消えてしまいます。
大学生のころは、ハイオクでも112円/lでした。地方は移動手段が限られており、ガソリン価格の高騰は・・・辛いです(涙)
これからも先生のブログは必ず読みます。
2年間ありがとうございました。
ご苦労様でした。
卒業後も覗いてくださるとのこと
何よりです。