knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

思い切っての旅行 1

2014-08-17 14:10:59 | 旅行
両親と1年ぶりにあって、まず一服する前に知らされた衝撃の事実、、、
父親のガン再発、、、そして手術、、、胃の全摘、、、、
元気だった母親も自転車で転び、3ヶ月寝たきり状態、、、、

そんな状態でもなんとか行ってみたいと計画していた旅行は決行することに。。。。ひーーー 二人はよぼよぼ。。。



計画していたのが、、、こちら ジブリ映画のモデルにもなったと言われる長野は渋温泉の金具やに泊るということ。。。
こちらの旅館の名前をだして、一番食いついて来たのは父親だった。。。
小学生の頃、泊った事があるというのだ。。。
それも、、家族旅行といういわけではなく、年の離れたお兄さんと二人でスキー旅行でこちらの旅館に泊ったと。。。
その時に父親は大浴場でスッテンコロリン、、、、脳しんとうを起こし、痛い旅行になったそうだ。。

しかし、楽しみにしたこちらの旅行、、、、
台風通過で名古屋と長野間の電車が不通に、、、、
もしかして旅行はキャンセルせざるおえないかもしれない、、、、という事態に、、、、
そこに出て来た話が、、、高速バスでの移動。。。。年寄り二人、、、高速バス4時間に耐えられるのか????



” もうこんなチャンスいつ来るかわからないから、、、多少大変でも高速バスで行ってみようよ。 ”


母親のいちいち意味深な一言、、、耳から涙が出そうになるほど、、、苦しい。。。。

結局、朝8時すぎに名古屋発の高速バスを捕まえることになった。
朝のラッシュによぼよぼの二人は耐えらるのか?
わたしはそんな姿を見たくないーーーーーー サポートできる自信もないーーーーー

そっか、、、ラッシュ前に到着すればいいのか、、、、
朝は5時すぎにタクシーを頼み岐阜駅に移動し私鉄で名古屋、、、、名古屋到着は7時、、、、さすがに朝のラッシュ始まるちょっと前。。。
よぼよぼの二人を含む私たち、ラッシュに巻き込まれずになんとかバス待合室に到着。
早すぎる到着かと思いきやそこは、すでにかなりの人でにぎわっており、旅行気分で盛り上がる。

博多から出発していた夜行高速バスが到着ーーーーーーーー
博多からバスって、、、、思いながらも、ちょっと挑戦したいかも、、、、と思ったり。。。。

8時10分出発、名古屋から高速バスで4時間。
緑がきれいな山の中をバスは走った。
お昼頃の到着で、やはりここは、、、




この後に私鉄をつまかえ、渋温泉を目指す!
丁寧に育てられている果樹園が線路両際に広がっている。
りんごや桃、、、ぶどう一つ一つにカバーがかけられていた。

終点にて旅館のバスがわたしたちを待っていてくれた。20分ほどクルマにゆられ、、、そこは昔ながらの温泉街。。。。
おおーーー ジブリの映画、、、、千と千尋の神隠し に出て来たようなりっぱな建物が目の前にすくっと。。。。






かなり古い建物のため、老人には過ごしにくい旅館であると、旅館のレビューで読みまくったのであるが、階段が急である!というのはこのことか、、、、





しかし、そこには古く懐かしい暖かい装飾技術が至る所に見られ、、、、
















冬は湯たんぽが登場するほど、、、、、寒いのか、、、、








一番感動したのが、、、こちら、、、



窓が富士山のようにかたどられ、、、、その上の電灯はお月様、、、、満月の下に富士山がそびえ立つ、、、、


こちらの旅館は宮大工による作品。
29あるお部屋はそれぞれ一つのお家と見立てられ、部屋の入り口からしてそれぞれに全く違うデザインとなっており、遊び心がふんだんにでていた。
昔は湯治やとして栄えていたのだが、電車が長野の善光寺さんまで開通したことにより、観光客が渋温泉まで出てき易くなったことで、ただの湯治やに終わらせることなく、29のそれぞれ違うデザインのお部屋に、大きな団体客を集客できる大広間、今でも100度近い温度で吹き出す温泉、、有名旅館としての条件をすべて満たしている金具やは現在も忙しい旅館であった。





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