個人的に、狼と香辛料は『4巻までは』大いにプッシュするラノベに挙げたい作品です。
現時点では『4巻までは』と但し書きをつけねばならないのが哀しいところですが……どうも、5巻あたりからは初期構想から外れて、シリーズ全体の延命策に出た感を受けるんですよね。RPGでクリアすべきミッション、として考えると分かりやすいんですけど……最初の『ホロの故郷探し』ミッションから『狼の骨探し』ミッションへの移行が . . . 本文を読む
今日は、本棚の整理をしていて発掘した本の1つを。
『論より詭弁 反論理的思考のすすめ』香西秀信 光文社新書
……まあ、タイトルからして挑発的です。中の章題を並べてみても、また凄い。
序章:論理的思考批判
第一章:言葉で何かを表現することは詭弁である
第二章:正しい根拠が多すぎてはいけない
第三章:詭弁とは、自分に反対する意見のこと
第四章:人と論は別ではない
第五章 . . . 本文を読む
こうして紹介とか書いてる本読みにとっての、至福の一瞬……それは、本を紹介した後で、「あの本読んだよ! 面白かったよ!」と言って貰えた瞬間ですね。
要するにそれは、私の稚拙な紹介を信じて時間とお金を投資して下さったということで、しかも、それを後悔するどころか、喜んで貰えたということで……書いて良かったな、紹介して良かったな、と心から思うわけです。
正直言うと、本の紹介をメインにしていると、少 . . . 本文を読む
なんとも不思議な小説である。
不条理ファンタジー、とでも呼べばいいのだろうか。私は面白がって読んだが、これは好き嫌いが分かれそうな代物でもある。通常の物差しにおいては「傑作」とは呼びづらい作品だ。
だけど、だからこそあえて紹介しましょう。この彷徨い続ける物語を。
日本人の考古学者であるケンは、持病の夢遊病のせいで失踪した恋人・タニヤを探しに南の海に繰り出した。手掛かりは水に濡れた1枚の葉 . . . 本文を読む
世間には、いわゆる『B級グルメ』と呼ばれる一群の食文化があります。
カレーライスだったり、カツ丼だったり、ラーメンだったり。要は最初っから正装で食べることを想定していない、庶民の味。そしてもちろん、その中でも、レベルの高低はあるわけで……。最近ではやきそばとかB級グルメで街おこしを図る所も出てきてます。
一方で……映画、それもSF作品とかホラー作品に対して『B級』とつくと、これは微苦笑を含ん . . . 本文を読む
本当に始まるのかどうか分からない私の個人ロワのマップを、地球破壊爆弾氏(地図氏)が作って下さいました!
改めて感謝。
見ての通り、島のマップとなっています。
ちなみに、依頼の際にお願いした「依頼条件」は…… . . . 本文を読む
個人的に、「これだけは絶対読んでおけ」「読んでおいて損はない」という本が何冊か存在します。
前に紹介した「蒼穹の昴」もそうですし、「ローマ人の物語」もそう。逆に、散々記事を書いた「蒼海訣戰」は、ぶっちゃけ、別にフィーリング合わなかったら読まないでも構わないなぁ、という程度の代物だったりします。
で……この「ケインとアベル」。これは、間違いなく「絶対読んで欲しい」1本。 . . . 本文を読む
とりあえず、チャット等で仲良くして頂いている地図氏にマップ製作を依頼しましたー。仮の名簿とかも添えて。
いや、色々ここでも考えているうちに、次第に意欲が高まってきまして……。リレー式ロワではちょっと出来ない方向性でやってみようかな、と。
キャッチコピーは、『全員、殺る気。』
断片的なシーンはいくつも脳裏に浮かんでるんで、もうちょっと練り上がったら書き出せるかなーと。
……発表の場、どう . . . 本文を読む