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ボリビア カミナンド記

コンビニおにぎりのヒミツ

連休ですが、関東は曇り空で肌寒いですね。
お出かけの予定はありませんが、
五月晴れになってほしいです。

先日、生協で コンビニおにぎりの向こう側に見える日本の農業の未来 というzoom学習会に参加しました。

コンビニのおにぎり、面白いことが分かりました。

コンビニのおにぎりは便利なので時々買います。
添加物が入っていることは知っていましたが…

でも、詳しく聞いてみると…

日本人の主食のお米、全体の約2割が中食用。
外食は1割強、内食という家庭で食べているお米は7割に満たないのです。

中食ってよく聞くけど、なんのこと?

家での食事でもなく、外食でもなく、
その中間、コンビニとか、スーパーで売っているものです。
コンビニのおにぎりもその一つ。

そのおにぎり、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのを買ってきて比較しました。生協のお米で炊いたおにぎりも。
それぞれのご飯を同量、水を入れた器に入れてかき混ぜしばらくおきます。

そのご飯粒を一粒ずつ紙の上に並べ、
どんな形のお米がどれくらいの割合かを見てみます。

お米には整粒、砕粒など形や状態によって分けられているそうです。


根気よく並べました。結構大変な作業です。
zoomなのでカメラの向こうの映像です。
それぞれの紙の上で、上が整粒、真ん中が砕粒、下はもっと小さく割れているもの。
整粒が多かったコンビニ、少なかったコンビニ、分かれましたねー

右は生協のお米で炊いたおにぎり、左はセブンイレブンのおにぎり。
セブンイレブンは家庭で炊いたお米より小さく割れているお米が多かったですね。違いがわかります。



でも、3つのコンビニを比べると、セブンイレブンはまだいい方。
セブン、ローソン、家庭のを表にしたのが、これです。


セブンイレブン、ローソンは整粒、欠けていないお米が約半分しか入っていませんが、家庭で炊くお米は8割近くがかけてないお米です。
中食用のお米は整粒の多い1等米でなくていいのです。2等米、3等米でもいいので割れたお米が沢山入っているのです。その方が安価だから。

おにぎりの裏には必ず商品の概要が書いてあります。
お米の他に添加物がずらり。 

ほら、こんな風に。
よく見ると、
殺菌、日持ち、ツヤなど沢山の目的のためにたくさんの添加物が入っています。
又、添加物、着色料は入っていません。と表示があるのは、指定された添加物、
着色料が入っていないという意味で、指定外のものは入っています。紛らわしいです。
知らない間に食べていたんですね。

おにぎりの原価、あまり考えたことありませんが、知ってビックリでした。

この表では、100 円のおにぎり、コンビニの原価、25円、家庭のおにぎり、53円。
これだけでもびっくりですが、
売れ残り廃棄の問題など、値段のカラクリに驚きます。
コンビニ関係の方には悪いのですが、大変な世界だと思いました。
そして、お米生産者の後継がどんどん減っている現状、打開策は?そういう話が続きました。

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