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埼⽟県✖川⼝市 共同製作⻑編映画 映画「瞼の転校生」公開中

2024-04-14 15:57:13 | 2024年関西公開作
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 
埼⽟県✖川⼝市
共同製作⻑編映画
映画「瞼の転校生」
<あらすじ>
旅回りの大衆演劇一座に所属する中学生の裕貴は、
公演に合わせてひと月ごとに転校を繰り返していた。
期間限定の学校通いのため、出会いに期待もせず、
友達を作ろうともしない。
学校に登校しても今まで通り誰とも話さず
早退を繰り返す日々だったが、
担任から不登校のクラスメイトへの届け物を頼まれ、
そこで不登校なのに成績優秀な建と出会う。
 
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 
後日、ひょんなことから地下アイドル
「パティファイブ」のライブに行くことになった裕貴。
そこで偶然にも建と再会する。
建は「パティファイブ」の浅香を推す
アイドルオタクだった。
建が裕貴に興味を持ち始めたことで
一気に仲良くなる二人。
そこに建の元カノである茉耶も加わって、
三人で過ごす時間がだんだん増えていく。
 
 
 
 
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 
裕貴は二人に役者として舞台に立つ自分を
観てほしいと思いはじめるが、
一ヶ月が、まもなく終わろうとしていた・・・。
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
*今回は自主鑑賞記事です*
 
まずは前作「STAY」で
インタビューさせていただいた
藤⽥直哉監督作で気になっていて
予告編を観て更に本編を観たくなり
舞台挨拶もあった
大阪公開初日 十三第七芸術劇場で鑑賞。
 
 
作品のパーツが良いのと
そのパーツを旨い事繋げた作品。
”転校生””大衆演劇”””不登校”
”養父母””地下アイドル””元カノ”
”友情””親愛””愛情”
ひとつのテーマだけでも
映画は作れるのに
贅沢にもテーマはてんこ盛り。
それが見事に絡む展開は秀作。
題名の”瞼”は大衆演劇の演目の
”瞼の母”に繋がる。
青春映画でも有り
”大衆演劇の裏側”
”地下アイドルの苦悩”も
描かれていて楽しめる。
”大衆演劇”ファンが集まり気味だが
”映画”ファンにも観て欲しい作品。
「雑魚どもよ、大志を抱け!」の
松藤史恩
「カラオケ行こ!」の齋藤潤、
「福田村事件」の葉山さら
これから伸びてくる3人の
アンサンブル演技も良かった。
 
*入場者プレゼントは
ポストカードでした*
 
 
高島礼子、佐伯日菜子らが脇を固める。
 
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 
京阪神は
十三 第七藝術劇場
神戸元町映画館
京都 出町座で公開中!
東京は再び
アップリンク吉祥寺で
4月19日(金)公開
 
(C)2023埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 川口市
 
 

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