(c)movies label will
名古屋シアターカフェで
9月23日(土)〜29日(金)公開
火・水は定休
長編オムニバス映画
「人形たち〜DearDolls」
✕
短編映画
「BIRD WOMAN」
〈概要〉
・西川文恵監督作品
『JOMON-わたしのヴィーナス』
*将来に悩む 11 歳の女の子ちひろは、
田んぼで手のひらサイズの
古代の女性像を見つける。
女性像は女に化身し踊り始め、
古代の女性の生き様を表現する。
ちひろはその姿に
生きる道標を見つける。
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・海上ミサコ監督作品
『怒れる人形』
*上司から受けているハラスメントに
苦しむ姉サラサ。
妹ナズナは怒り、姉がくれた人形
「カウボーイのケンジ」になりきり、
上司に復讐すべく投げ縄の特訓をする。
そんなナズナの目の前に現れたのは。
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・大原とき緒監督作品『Doll Woman』
*人形と暮らす女が、
人形と暮らす男と出会う。
荒んだ時代のガール・ミーツ・ボーイ。
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・吉村元希監督作品
『オンナのカタチ ヒトの形をして
生まれながらも存在消されし
モノの情景』
*オンナのカタチ、について考える。
女らしさとは何か。
女性であることとはどういうことか。
現実と虚構の間を行き来しながら、
監督本人の過去を現在を
織り交ぜながら、
女性の表象について考察する。
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・併映〜大原とき緒監督作品
『Bird Woman』
*パンデミックに見舞われる東京。
マスクで顔を隠していることを利用して
痴漢をしてくる男たちに
うんざりしているトキは、
鳥のマスクを注文する。
それを着けて、
電車に乗ったトキは
思いもよらぬ行動をとる。
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〈高橋裕之のシネマ感〉
・『JOMON-わたしのヴィーナス』
*いきなり挑戦的な1本だった。
どんな話なんだろ?と
思いながら観ていたら
ナレーションは英語なのに
邦画、いや“和の世界“に
まんまと引きずり込まれた!
・『怒れる人形』
*今も問題になっている
ハラスメントを取り上げながら
少しファンタスティックコメディに。
トイ・ストーリーの実写版?
でも伝えたいテーマは真剣。
・『Doll Woman』
*始めにイメージしていた展開を
大きく外されてしまった傑作。
監督以外、主人公を
演じる事が出来なかったやろなぁ〜
ホロッと、ほんわかな恋愛物語。
・『オンナのカタチ ヒトの形をして
生まれながらも存在消されしモノの情景』
*最後の締めに、人形たちを
セルフストーリー的に。
不思議な余韻がオムニバスを引き立てる。
・併映〜『Bird Woman』
*今までのコロナ禍映画と
一線違っていた。
大原とき緒監督も『Doll Woman』と
また違った演技で楽しませてくれる。
併映と言っても元のテーマは
「人形たち〜DearDolls」と同じ。
〈総合的〉
オムニバスだけど
1本ずつ別仕立てでも
上映は成り立つぐらい
面白い作品ばかり。
オムニバスにする事で
実験的であり挑戦的でもある。
人形たちは女性たちであって
相反する感じな男性たちとの
物語だった。
〈あとがき〉
京阪神の上映が終わったが
「夢幻紳士 人形地獄」で
リモートインタビューさせて頂いた
海上ミサコ監督から
メールをもらい鑑賞し
名古屋シアターカフェでの
上映を盛り上げる為に
微力ですが今回の記事アップに。
大阪で見逃した方も
「観たい」と声を上げれば
再映があるかも?
違う作品でお会いした
福島拓哉 監督も
『オンナのカタチ ヒトの形をして
生まれながらも存在消されしモノの情景』に
出演されてるし
吉村元希監督の
脚本された実写映画4本も
観ている信者でした(笑)
女性にも映画製作者にも
観て欲しい作品。
名古屋シアターカフェで
9月23日(土)〜29日(金)公開
火・水は定休
「夢幻紳士 人形地獄」公開時
海上ミサコ監督
リモートインタビュー
↓
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