総司令官「前線の指揮トレーラーの中なので前より狭いのは勘弁してくれ。」
幕僚A 「画像の扱いも狭いですな。」
総司令官「それはさておきわが軍の状況は大体右図の通りである。長距離砲撃のおかげで敵の部隊も寸断され地上軍の侵攻もスムーズである。」
幕僚B 「ただ、残骸が邪魔で進入しにくいところもあるとか・・・・ですが、こちらの損害はすこぶる少ないようです。」
総司令官「そうか、それはなによりだ。ところで話は少しかわるが、わが軍4隻目の空母が完成したらしい。今までの空母とは違う新世代の大型空母だ。この空母と同型のものを後2隻増やし、帝国海軍は空母6隻体制になるらしい。」
幕僚C 「!」
幕僚D 「何ゆえそのような海軍の拡大を!今回の作戦だってこれから首都に向けて内陸へ進んでいくと言うのに。」
総司令官「もちろん今作戦の為ではない。戦いは次の局面へと進んでいるのだ。」
幕僚E 「と、申されますと?」
総司令官「王国軍で今まで見たことのない兵器が多数確認されている。つまり、王国軍に武器を供給している国があると言うことだ。」
幕僚C 「!」
幕僚D 「王国はその国に操られていると考えるべきですかな。」
幕僚F 「と、なると考えられる国の筆頭はあの国ですな。」
総司令官「・・・・・・・そういうことだな。戦いはさらに大きくなる。」