盆休みを利用して、九州へ行ってきた。
大阪南港を夕方7時に出港すれば、
大分県別府港に、朝6時に到着。
初日は別府の地獄めぐりと湯布院あたりをひやかして、
次の日は、阿蘇へと向かう。
今回の旅のひとつの大きな目的として、
九州のドライブスポット『やまなみハイウェイ』を
走りたいというのがあった。
走り初めのうちは、ふつうの山道。
緑のトンネルが綺麗なぐらいで
別段、なんてことなかったが、
九重に入ったあたりから、
風景は、劇的に変化していった。
峠を越えたその先には、一直線のストレート。
両側には田園が果てしなく続き、
その果てには山々が連なる。
まるで夢で見た「ルート66」みたいだ。
カーステレオからは、BBキングのしゃがれ声。
空には抜けんばかりの青空と夏の風物詩、入道雲。
ウインドウを全開にして、アクセルを踏み込んで、
やまなみハイウェイをひた走る。
ちょっと走れば、一直線のストレートは終わってしまったけれど、峠をもう一つ越えれば、今度は関西では見られない「草山」が視界一面に広がる。草山……文字通り、草でできた山。木がなく、草の丘の連なりは、まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界だ。
どこまでも続く丘の連なり。
ひた走るワインディングロード。
BGMはBBキングから、チャボを挟み、
オーティスラッシュへ。
最高のロケーション。
その間、車内の会話は、
地球のスケールのデカさに終始した。
「すげーなー。めちゃ広い。
日本じゃないみたいや。」
「だけど、日本は地球の陸面積の0.3%しかなくて、
その阿蘇はさらに何十分の一で…」
旅をする醍醐味って、
世界の広さを知ることじゃないだろうか。
机上で、知識で、数字で知るだけじゃなく、
身体で、広さを体感する。
九州の阿蘇の、このちっぽけな一角だけでも、
こんなに広いんだと体感する。
そして、そこで生活する人たちのことを思う。
いくつもの人生を思い、思考を思う。
それが連なる世界を思う。
世界って、
しょんべんちびりそうなぐらいデカい。
すげぇなぁってたまげて、
もっと謙虚に、一歩ずつって、
足元を踏みしめる。
大阪南港を夕方7時に出港すれば、
大分県別府港に、朝6時に到着。
初日は別府の地獄めぐりと湯布院あたりをひやかして、
次の日は、阿蘇へと向かう。
今回の旅のひとつの大きな目的として、
九州のドライブスポット『やまなみハイウェイ』を
走りたいというのがあった。
走り初めのうちは、ふつうの山道。
緑のトンネルが綺麗なぐらいで
別段、なんてことなかったが、
九重に入ったあたりから、
風景は、劇的に変化していった。
峠を越えたその先には、一直線のストレート。
両側には田園が果てしなく続き、
その果てには山々が連なる。
まるで夢で見た「ルート66」みたいだ。
カーステレオからは、BBキングのしゃがれ声。
空には抜けんばかりの青空と夏の風物詩、入道雲。
ウインドウを全開にして、アクセルを踏み込んで、
やまなみハイウェイをひた走る。
ちょっと走れば、一直線のストレートは終わってしまったけれど、峠をもう一つ越えれば、今度は関西では見られない「草山」が視界一面に広がる。草山……文字通り、草でできた山。木がなく、草の丘の連なりは、まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界だ。
どこまでも続く丘の連なり。
ひた走るワインディングロード。
BGMはBBキングから、チャボを挟み、
オーティスラッシュへ。
最高のロケーション。
その間、車内の会話は、
地球のスケールのデカさに終始した。
「すげーなー。めちゃ広い。
日本じゃないみたいや。」
「だけど、日本は地球の陸面積の0.3%しかなくて、
その阿蘇はさらに何十分の一で…」
旅をする醍醐味って、
世界の広さを知ることじゃないだろうか。
机上で、知識で、数字で知るだけじゃなく、
身体で、広さを体感する。
九州の阿蘇の、このちっぽけな一角だけでも、
こんなに広いんだと体感する。
そして、そこで生活する人たちのことを思う。
いくつもの人生を思い、思考を思う。
それが連なる世界を思う。
世界って、
しょんべんちびりそうなぐらいデカい。
すげぇなぁってたまげて、
もっと謙虚に、一歩ずつって、
足元を踏みしめる。