2年程前にブックマーケットで買ったのですが、やっと読みました。
ちょうど台風の影響で夜中に停電していたせいで、読みたくなりました。
インド系2世アメリカ人、ジュンパ・ラヒリさんの9つの物語で構成された短編集。
2000年度のピューリッツァー賞受賞作品だそうです。
どの作品もとても丁寧に描かれていて、読み終わると切なくなります。
個人的に一番好きなのは、本のタイトルにもなっている「停電の夜に」です。
毎晩、1時間の臨時停電の間、蝋燭の灯りの中で今までお互いに知らなかった
秘密を告白し合う夫婦の物語…。
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