昨日は夜行バスで広島に朝の6時に到着後、午前中は荷物の片付けと昼前まで睡眠をとりました。夜行バスでは一睡もできなかったからでした。
午後、旅の前にからっぽにしていった冷蔵庫の中に食べ物を補充するため、スーパーに買い物に行きました。
スーパーでは買い物の最中、実家に連絡してそろそろむすめを返してもらうよう電話を入れました。
1時間後、小生の住んでいる古マンションの廊下の先から、重い重いと言いながら母の声が近付いてきました。
ドアを開けると手提げバッグの中のきょとんとした顔をしたむすめと目が合いました。
バッグを床に置いたとたんにむすめはバッグから飛び出してきて、しきりに小生の差し出した両手の上に前脚を乗せようと上体を起こし、嬉しそうに何度も後ろ脚立ちをして小生に抱かれようとしました。そして、それからしだいに、何で私を置いていったのというばかりに小生の両手をあま噛みし始めるのでした。
その間、むすめはまったく鳴こうとはしませんでした。鳴くのはベッドから降りたい時とか、おなかがすいたという時だけです。あらためて、むすめの品の良さを感じてしまいました(親ばかぁ~)。
とにかく、うちに帰ってきてからはずっ~と小生の顔ばかり見ている感じでした。
ほんのさっきまで懐いていた母のほうなど一切見ず、実家に帰って行く両親を下まで送りに行き、車の窓越しに父や涙目の母がむすめに声をかけても、むすめはしっぽを振ろうともせず、小生の胸に顔を向け小生にすがりつくばかりでした。
ずっと見られると照れるぜ、ベイビ~。
実は、、、むすめと再会した時、小生がまず一番最初に発した声は、「くさっ!」でした。まさに獣の匂いがするのでした。まさかと思いましたが、顔のまわりから匂いが漂ってくるのでした。
両親にさり気に伝えると平気な感じで、正月に遊びに来た親戚連中が、皆臭いと言ってあまり触らんのよぉって言うではありませんか。
どう考えても、室内犬ではなく、外でほったらかしで飼われている番犬の臭いでした。
ショ~ック!!
両親には手渡す前に、食後には顔と目のまわりを蒸しタオルでよく拭いてくれるよう頼んでおきましたし、時々は顔と全身をペット用のアルコールをスプレーしてくれと頼んでおきました。
毛へのクシ入れは毎回やっていたとのことでしたが、蒸しタオルで拭くことは忘れていたようです。両親にはそれらについては言及しませんでした。しかし、クシ入れも明らかにしっかりとはやっていなかったようでした。
あきれるほどの頑固な毛玉が身体のあちこちに出来ていました。
両親が帰った後、とりあえず顔のまわりを拭いてやり、そのあと膝の上に乗せて久しぶりに親子水入らずで言葉を交わしました。むすめは膝の上ですっかり安心しきってしまい、目を閉じ、とうさんの胸に顔をうずめています。とうさんには温かいむすめの体温が心地よかったです。
さあ、大人しく、なすがままのむすめの毛をすいてやらないといけません。むすめは嫌がることもなく、じっと終わるまで耐えてくれました。おそらく母親もやってくれていたのでしょうが、 どうしても遠慮や優しさが出てしまっていたのでしょうね。
さて、結果は、画像ではしっかりとは分かりませんが、ごっつい毛玉がバンバン取れました。取れた毛の量も半端ではありませんでした。ブラシの大きさと比較すれば分かると思いますが、これの倍ほどゴミ箱に捨てることとなりました。
ひと仕事を終え、むすめと散歩に行き、そのあと夕御飯を与えるとしっかり食べてくれました。しばらく父さんの足元に寝っ転がっていたむすめでしたが、突然何かを頼むような甘えた声を出すのでふと見ると、ベッドのそばでベッドに上げてくれと訴えていました。布団をちょっと押さえて高さを下げてやると自分で飛び乗り、さっさと寝てしました。
めでたし、めでたし。
我が家もそうですから
むすめさんも嬉しかったのでしょうね~
ちゃんとむすめさんはお父さんの事わかってますよね
この寒い時期は夜寝るときは湯タンポ代わりになってくれます
夕飯の時も自分の食事を済ませると抱っこされにきて夕飯の間中抱っこされてます
うちのむすめは湯たんぽにはなってくれません。まず、布団の中に入ると酔ってしまいます。だから、かけ布団の上、しかもとうさんの胸の上や両脚の間が好きで、まるで重石が乗っているようで、とうさんは身動きが取れずに目が覚めてしまうことがあります。
抱っこ、いいですね。重いですが今晩はPCを使いながらもずっと抱っこしてやっています。