うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

哀しい思い。

2008-07-20 23:50:05 | こころ
昨日はライブのことだけ、書いたけど。その前に哀しい事件が。

linux cafeでthermal take のセミナーをしていたので、入ってみた。
ケースやFAN等の展示。ドリンク無料だったので、何杯か、アイスコーヒーをお代わり。

入り口に立っていたキャンギャルの人に小さな声で。写真撮っていいですか?って行って見ると、OKだと言う返事が!!

調子に乗って、撮らせてもらい、ツーショットのポラももらった。



それから、パーツ屋をはしごして、1時間ほどしてメイ喫に入り、カウンターに座ってカメラがないのがわかった。

デジカメは目玉の書かれたケースとクリップのようなもので繋がれて、ジーンズのベルト通しに引っ掛けていたんだけど、クリップのリングから先がない。
どこかに落っことしたのだ。

メイ喫を中座し、歩いたと思われるところは辺りかまわず、見てまわり、店の人に遺失物がないか、聞いてまわった。収穫なし。

早めにメイ喫を切り上げ、万世橋のケーサツ署へ行って、遺失物届けを出した。


このカメラは相方の商売道具の一つだったんで、連絡した。

当然のお説教。返す言葉も無い。
俺は何回失敗を繰り返せば、変われるのだろう。
変われることなんて、出来ない。
なんかやる度に、物を壊したり、無くしたり…
懲りないヤツだ。
無限に負のエネルギーのスパイラルループ。
ココロのメルトダウン。

こうして、大切なものを失ってきた。

ヨエコのライブのときも、ムリヤリテンション上げてやっては見たが、歌詞を聴いたり、これで廃業してもう合えないんだとか言う想いも混ぜあって、訳わかんなくなった。

もう、こちらから言うことはできない。言い訳としか撮ってもらえないし。信用なんてしてもらえていない。



いいな、いいな、雪は消えられるのに…(writen by Yoeko)

7/19 倉橋ヨエコ「感謝的 解体ヨエコ ツアー」 in 東京キネマ倶楽部

2008-07-20 03:30:08 | LIVE
ロケーションがヨエコらしい。
鶯谷にある東京キネマ倶楽部。

“昭和”の雰囲気を現代に残す貴重な場所。
実は1年前くらいにもヨエコを見にここへ行った。

ビルの6階にある、ダンスホール。
ある程度番号順に並んで、言われた番号までの人がエレベーターに乗る。

俺の番になって、8人くらい乗った。
で、エレベーターは上昇したのだが、着いたところは屋上ww
誰もボタンを押さなかったらしい。
こういうボケをかますところが、ヨエコを見に来るファンだったりする。

18時開場、19時開演のはずが、なかなか始まらない。
グッズを買う人が後を絶たない。
たぶん500名前後の聴衆をエレベーターで6階に上げる能力に限界があると思われ。

15分遅れくらいで、ブラックアウト。
バンドメンバーが登場し、最後にヨエコがホールの2階から階段を下りて登場。

白いウェディングドレス?に頭上には小さなティアラ。
しかし、黒い襷にスパンコールで「廃業します」と書いてあるのが、異端を発している。

前回見たときと比べて、バンドとの一体感が強まって見える。
本人曰く、今までピアノだけに引きこもっていたが、最後になって音楽の楽しさがわかるようになったと。

インディーズ時代を含めると約8年の音楽活動。
30年も続いたバンドもいる中で、ヨエコは彗星のように駆け抜けた。

ヨエコの音楽はJAZZにも通じるものがある。
即興演奏的なスキャット、ピアノの弾きまわし。

歌詞は限界的な心理状態で、書くという。
最後のアルバム「解体ピアノ」で言うべきことはもう出し尽くしたと言った。
潔いなぁ。こんな形で歌手を廃業するヨエコはカッコいいです。

バンドによる演奏の後、ヨエコの弾き語り。
デビュー前の話をしてくれた。
銀座線が地上に顔を出すのが見える渋谷のとある会社の事務のバイト。
当然、当時のヨエコに仕事が勤まるはずが無く、電話を間違えたり、いろいろポカをやって叱られたようだ。
そのときに見た銀座線の電車が、ヨエコの地元にある名鉄が木曽川の鉄橋を渡る姿を連想させた。
そのとき生まれた歌が、「帰りたい家」。
必ず歌手になって帰るんだという強い意志が込められている。

その後、アンコールへ。
まず、ヨエコ1人によるピアノ弾き語り。

それで終わりかと思ったら、もう一度バンドメンバーと2曲。
(この時はウェディングドレスからTシャツにスカートに衣装が変わってた。

ライブ終わったのは10時を過ぎてた。
でも、長さを感じさせない、ぎゅっと音楽を圧縮したようなライブ。

スタンディングだったので、疲れたけど。
もうこの声とピアノの音は聴けないんだなぁて思うと寂しくもあり…

あぁ、終わったんだという充実感に満たされていた。


最後にPVを。「損と嘘」