
本日は『女性ドライバーの日』。
その由来は大正6年の9月27日にまで遡ります。101年前のこの日、東京で「日本初の女性ドライバー」が誕生しました。
我が国で初めて女性ドライバーとなったのは、栃木県在住の23歳・渡辺ハマさんです。
ハマさんは運転免許を取得するために上京し、自動車学校で運転を学んだのちに、自動車商会という会社で運転手見習いとなります。
その後、運転に習熟した時点で免許試験を受け、無事に合格して「日本の女性ドライバー第1号」となったわけです。
男性に運転免許が交付されたは明治36年のことですから、遅れること14年で我が国初の女性の免許取得者が誕生したという計算になります。
明治36年の時点では免許試験はなく、届出制でバスやタクシーの運転士に免許が交付されていました。
自家用車の運転免許制度ができたのは明治40年で、ここでやっと個人の男性ドライバーが誕生したのですね。
ちなみに「日本初の女性ドライバー」であったハマさんの運転は、たいへん優れたものだったと伝えられています。
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