季節のブログ『ほっとひといき・四季の便り』

日本の美しい四季の移り変わりのなかで、季節の風景や食べ物など何気ない日常を綴る日記です

『毎月17日はいなりの日』

2019年02月16日 | 季節のきねんび

子供も大人も大好きな『稲荷寿司(いなりずし)』。その『いなり』の日と定められているのが毎月17日です。

『おいなりさん』こと「稲荷寿司」が庶民に食べられるようになったのは江戸時代のこと。江戸末期にあたる天保年間の書物には、「江戸で油揚げを袋の形にし、きくらげやカンピョウを刻んで混ぜた飯を鮨として売っている」という記述があるそうです。

その書物には「稲荷鮨または篠田鮨といい、ともに狐に関係する名前で呼ばれている」とあります。

注釈として「狐は油揚げを好むからである」と親切に付け加えられており、庶民に愛された食べ物だったようです。

我が家もみんな『おいなりさん』が大好きですが、いざ作るとなると意外に面倒なものという問題も…。

油揚げの油抜きをし、それを長時間煮込むという手間や、すし飯を作るという手間、さらに揚げに飯を詰めるという手間はけっこう大変なものです。

でもみんなの喜ぶ顔を見たいのと、何より私自身も『おいなりさん』が好きなので頑張って作っています。

たまには他人が作った市販のものも食べたいなぁ…と思いつつ、やはり「我が家の味がいちばんしっくり来る」というのはどちらのご家庭もいっしょなのではないでしょうか。

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