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★プロパティコピーの便利な使い方

2005-10-06 | AutoCAD:一般
その1・別図面間でも使えます。

あまり知られてないみたいですが(単にやる人がいないだけでしょうが)プロパティコピーは同時に開いている別図面ファイル間でも使えます。

1.プロパティコピーのコマンドを実行し、コピー元のオブジェクトを触ります。

2.Ctrl+Tabキーを押すか、【ウィンドウ】メニューで同時に開いている別のファイルに移ります。

3.オブジェクトをさわると、プロパティが元オブジェクトのものに書き換わります。

注意! 一度この動作を行った直後に再びプロパティコピーのコマンドを実行するとき、コピー先の図面でEnterキーを使うと、次に触ったオブジェクトは直前にコピー元に指示したプロパティに書き換わってしまいます。また、右クリックメニューからコマンドの繰り返しを選ぶとそのようなコマンド "PAINTPROP" はありません. といわれてしまいます。これはたぶんプロパティコピーのコマンドの流れとして、「触ったオブジェクトのプロパティをコピーする」命令と「触ったオブジェクトのプロパティをコピーしているものに書き換える」命令から成りたっているためだと思います。アイコンから実行したり、登録しているショートカットから行う場合は【_matchprop】という二つの命令を足したコマンドが実行されるので大丈夫です。


その2・割り込みコマンドなので、移動やコピーの途中でも使えます。

プロパティコピーを実行してコマンドラインを見てみてください。
コマンド: '_matchprop
となっているはずです。「’」がついたコマンドは割り込みコマンドなのでMOVE、COPYなど別のコマンドの実行途中でも使用できます。

その3・コピーするプロパティ内容を設定できます。

プロパティコピーを実行して、コピー元オブジェクトをさわったあと、「S」を入力することで設定ダイアログが開き、コピーする内容を設定することができます。

【検索キー】
プロパティ/コピー/matchprop/
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