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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

Interview

2013年01月18日 02時43分48秒 | WORKS








本日、台湾の大手半導体ベンダーのCEOへインタビュー。
PC自作ブーム全盛期は、ASUSやGIGABYTE、AOpenをはじめとした台湾のマザーボードベンダーや
その日本代理店のキーパーソンにインタビューしたり、レビュー&撮影用の製品を手配してもらったり
といったことが頻繁にあったが、近頃はデジカメやスマートデバイス、SSDの普及に伴ない、
フラッシュメモリを主軸とするセミコンダクタ系ベンダーに対する取材が多くなってきた。
時代は確実に移り変わっているのだ。
そして、一部USのベンダーが混ざるものの、そのほとんどは台湾のベンダーである。

インタビューに応じてくれたCEOは、今日の爆発的なニーズを予見し、20年以上も前に半導体市場に参入。
以来、PC向けDRAM、リムーバブルメディア、デジカメやスマートメディア向けメモリカード、SSDと、
移ろいゆくニーズにしっかりと追随し、その過程で多くのノウハウを蓄積するとともに、
技術の研鑽に努め、世界市場で確固たるプレゼンスを発揮するまでに成長を牽引してきた。
世界一品質にうるさい我が国においては、「日本における記録媒体商社の代名詞的存在」と呼ばれる
ディストリビューターとのパートナーシップによりメモリカード部門で堂々のシェアNo.1を獲得。
「品質」という点においてもトップクラスのレベルを誇る。
そんな半導体に熱く取り組み続ける人物へのインタビューはとても刺激的であり、
その人間的な部分に触れてみたいとの思いから、R&Dや生産体制といったものづくりの話よりも、
フィロソフィー面に力点を置いて話を伺った。先の名門ディストリビューターのトップからも
併せて市場戦略などについて話を伺うことができ、
聞き手としてはとても有意義なインタビューとなったものと思っている。

あとはどうまとめるか。
「どんな記事に仕上げてくれるか楽しみにしています」
という先方の言葉に応えたいとともに、読み手に少しでもメリットある記事となるよう、
頑張ることにしよう。

ちなみに今月末は『CP+2013』。プレスとして現場に張り付く予定です。

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