


GX100
カレー喰って、散歩して、興が乗って東京駅丸ノ内発のバスに飛び乗ってやってきたぜ晴海埠頭。
しかしだ、
到着したはいいものの、折り返しのバスの最終があと5分。交通の途絶えた湾岸は無法地帯。これを逃せば無事にこのエリアから出られない、ってなことで急ぎ足で埠頭まで出て2枚だけ写真撮って、2、3深呼吸してほのかな潮風を取り込みダッシュでバスターミナルへ戻る。
時間にして約5分の湾岸見物。
東京駅、有楽町、銀座、歌舞伎座、築地、勝ちどき、晴海と風景がめまぐるしく変わっていく帝都の路線バスの楽しさと相まってなかなかに極上のひととき。願わくば、あと30分時間があれば――
こういうのを夢の時間、またはキリングタイムと言うのだろう。