■前回は漠然とした感想をアップしましたが、その中では書くことが出来なかったコマコマとしたことをいくつか。
++ 新鮮で絶妙なセットリスト ++
■今回のセットリストにはとにかくハッ！とさせられてばかりでした。ここ数年では感じることが出来なかった新鮮さに胸が高鳴る。もう日の目を見ることはないんじゃないかとさえ思っていた「彼女の彼」「はじめて」「初恋」には頭の中が一瞬真っ白。目がウルウルッ。特に、ず～っとライブで聴きたいと願い続けていた「はじめて」には(BIG WAVETOURでほんの数回聴いたきり・・・)涙涙です。また、「はじめて」とか「初恋」は都会ではなく自然の中の野外ステージに似合うんですよね～。ときどきトンボなんかも飛んでいたりして。なんてピッタリなシチュエーション。富士山のふもとで歌われた「ランナー」も、いつもとは違う特別な響きをもって迫ってきました。レアというほどではないけれど、普段のライブではあまり聴くことのない(ってことはやっぱりレアか(笑))「ラブ・ゴーゴー！！」や「元気だしなよ」、「夏の歌」は楽しかったし、ひさびさ登場の「POSITIVE DANCE」では踊りまくる美里にキャ～ッ（笑）！ ものすごく必死な表情がカッコよく、かわいかった(笑)。V20西武では歌われなかった、大好きな「みんないた夏」が歌われたのも嬉しい驚き。単純に野外のあの雰囲気に合っているから選曲されただけなのかもしれないけれど、「美里と私たちの夏」は過去のものではなくて、これからも続いていくんだという決意表明のようにも取れます。「渚のシンドバッド」や「お祭りマンボ」などは愉快だったし、ああいったカバーソングを挿入できるのは余裕があってこそでしょう。普段はあまり好きじゃない日本歌曲を歌う美里も今回は、優しい歌声と周りの風景がマッチしていて素敵でした。
■レアな曲が数多く歌われたことについ目がいきがちですが、定番曲も含めて選曲・構成が素晴らしかった。レアな曲、新しい曲、定番曲、カバー曲、全てが絶妙なバランスで並んでいました。特に本編ラストの「青空」は圧巻。ダンスナンバーやにぎやかなカバー曲、ポップソングを歌いきって、「青空」。こういった本編の締めくくりは過去の西武ライブにもホール・ツアーにもなかったんじゃないでしょうか。この、まっさらであったかい包容力が、新しい美里の夏を象徴していたように思います。そしてこの新鮮なセットリストに、「ここからまた新しくはじめる」という美里の意気込みを(意識的であったかどうかは別にして)感じずにはいられません。
++ ロック・サウンド ++
■また、今回特筆すべきだったのは、サウンドがものすごくロックしていたということ。1曲目「ラブ・ゴーゴー !!」、2曲目「元気だしなよ」と、頭からガツンときました。美里ってば浴衣着てオープンカーなんて乗っちゃってるけど（笑）「こりゃロックだな」と、ココロの中で1人ニヤリ。例えば「POSITIVE DANCE」。曲そのものはさほどカッコイイ曲でありません。（もちろん好みの問題もあるでしょうけれど）オリジナルのままではそれこそ私はさほど興味がないし、ライブで聴きたい・観たいとも思いません。でも美里祭りで新しく生まれ変わった「POSITIVE DANCE」はまぎれもなくロック。ピコピコしたシンセの音ではなくて、骨太なロック・サウンドで踊りまくる美里だからカッコイイ。「IT'S TOUGH」も、ギターリフが印象的な新しいロック・ナンバーになっていた。とてつもなくクールでシビレちゃいます。（それなのにオーディエンスのノリが昔からずっと同じというところに個人的には違和感がありますが）
■そしてそして「おねがい太陽～夏のキセキ」!! 私はこの曲、さんざん好きじゃないと言ってました（笑）。メロディ自体は決して悪くはないのだけれど、引っかかるところがないというか、今の美里の声にあの'80年代チックなアレンジも何か違うんじゃないか、と。6月にリリースされたこの曲、当然ライブの中では要となる曲なならなければいけないはずだけれど・・・・正直無理じゃないかと考えていました（ゴメンナサイ）。しかしそんなツマラナイ考えは見事に吹き飛ばされてしまいました（笑）。ドラムがリズムを叩き出した瞬間に「おお～っ ! 」とワケの分からない楽しさがこみ上げてきて曲の間中ピョンピョンと飛び跳ねてしまった私です。いや～、楽しかった（笑）。このアレンジでもう一度レコーディングし直してほしいと思ったくらい。今年の夏祭りのセットリストには激しいロックナンバーは入っていなかったけれど、全体的にグリッとした分厚いロック・サウンドに貫かれていたためそんなことにも全く気が付かず。ライブ全体のゴキゲンで楽しい印象は、アレンジ、サウンドによるところも大きかったように思います。
【つづく（笑）】
* あともう1回で終了します。（ほとんど書き終えているのだけれどあと少し・・・）このあとはBSジャパンでの「美里祭り」オンエアです。楽しみ～♪ オンエアの感想もそのうち書くかもしれません。ではでは☆
++ 新鮮で絶妙なセットリスト ++
■今回のセットリストにはとにかくハッ！とさせられてばかりでした。ここ数年では感じることが出来なかった新鮮さに胸が高鳴る。もう日の目を見ることはないんじゃないかとさえ思っていた「彼女の彼」「はじめて」「初恋」には頭の中が一瞬真っ白。目がウルウルッ。特に、ず～っとライブで聴きたいと願い続けていた「はじめて」には(BIG WAVETOURでほんの数回聴いたきり・・・)涙涙です。また、「はじめて」とか「初恋」は都会ではなく自然の中の野外ステージに似合うんですよね～。ときどきトンボなんかも飛んでいたりして。なんてピッタリなシチュエーション。富士山のふもとで歌われた「ランナー」も、いつもとは違う特別な響きをもって迫ってきました。レアというほどではないけれど、普段のライブではあまり聴くことのない(ってことはやっぱりレアか(笑))「ラブ・ゴーゴー！！」や「元気だしなよ」、「夏の歌」は楽しかったし、ひさびさ登場の「POSITIVE DANCE」では踊りまくる美里にキャ～ッ（笑）！ ものすごく必死な表情がカッコよく、かわいかった(笑)。V20西武では歌われなかった、大好きな「みんないた夏」が歌われたのも嬉しい驚き。単純に野外のあの雰囲気に合っているから選曲されただけなのかもしれないけれど、「美里と私たちの夏」は過去のものではなくて、これからも続いていくんだという決意表明のようにも取れます。「渚のシンドバッド」や「お祭りマンボ」などは愉快だったし、ああいったカバーソングを挿入できるのは余裕があってこそでしょう。普段はあまり好きじゃない日本歌曲を歌う美里も今回は、優しい歌声と周りの風景がマッチしていて素敵でした。
■レアな曲が数多く歌われたことについ目がいきがちですが、定番曲も含めて選曲・構成が素晴らしかった。レアな曲、新しい曲、定番曲、カバー曲、全てが絶妙なバランスで並んでいました。特に本編ラストの「青空」は圧巻。ダンスナンバーやにぎやかなカバー曲、ポップソングを歌いきって、「青空」。こういった本編の締めくくりは過去の西武ライブにもホール・ツアーにもなかったんじゃないでしょうか。この、まっさらであったかい包容力が、新しい美里の夏を象徴していたように思います。そしてこの新鮮なセットリストに、「ここからまた新しくはじめる」という美里の意気込みを(意識的であったかどうかは別にして)感じずにはいられません。
++ ロック・サウンド ++
■また、今回特筆すべきだったのは、サウンドがものすごくロックしていたということ。1曲目「ラブ・ゴーゴー !!」、2曲目「元気だしなよ」と、頭からガツンときました。美里ってば浴衣着てオープンカーなんて乗っちゃってるけど（笑）「こりゃロックだな」と、ココロの中で1人ニヤリ。例えば「POSITIVE DANCE」。曲そのものはさほどカッコイイ曲でありません。（もちろん好みの問題もあるでしょうけれど）オリジナルのままではそれこそ私はさほど興味がないし、ライブで聴きたい・観たいとも思いません。でも美里祭りで新しく生まれ変わった「POSITIVE DANCE」はまぎれもなくロック。ピコピコしたシンセの音ではなくて、骨太なロック・サウンドで踊りまくる美里だからカッコイイ。「IT'S TOUGH」も、ギターリフが印象的な新しいロック・ナンバーになっていた。とてつもなくクールでシビレちゃいます。（それなのにオーディエンスのノリが昔からずっと同じというところに個人的には違和感がありますが）
■そしてそして「おねがい太陽～夏のキセキ」!! 私はこの曲、さんざん好きじゃないと言ってました（笑）。メロディ自体は決して悪くはないのだけれど、引っかかるところがないというか、今の美里の声にあの'80年代チックなアレンジも何か違うんじゃないか、と。6月にリリースされたこの曲、当然ライブの中では要となる曲なならなければいけないはずだけれど・・・・正直無理じゃないかと考えていました（ゴメンナサイ）。しかしそんなツマラナイ考えは見事に吹き飛ばされてしまいました（笑）。ドラムがリズムを叩き出した瞬間に「おお～っ ! 」とワケの分からない楽しさがこみ上げてきて曲の間中ピョンピョンと飛び跳ねてしまった私です。いや～、楽しかった（笑）。このアレンジでもう一度レコーディングし直してほしいと思ったくらい。今年の夏祭りのセットリストには激しいロックナンバーは入っていなかったけれど、全体的にグリッとした分厚いロック・サウンドに貫かれていたためそんなことにも全く気が付かず。ライブ全体のゴキゲンで楽しい印象は、アレンジ、サウンドによるところも大きかったように思います。
【つづく（笑）】
* あともう1回で終了します。（ほとんど書き終えているのだけれどあと少し・・・）このあとはBSジャパンでの「美里祭り」オンエアです。楽しみ～♪ オンエアの感想もそのうち書くかもしれません。ではでは☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます