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渡辺美里さんfanブログ。

美里祭り2006 ! 感想3(最終回)

2006-08-16 01:46:27 | ライブ 2005-2010
■美里祭り2006 ! 感想その3(最終回)です。

++ キセキ ++
■西武スタジアムから場所を移しての初めての夏祭りは、奇跡の連続となりました。なかなか梅雨が明けず、全国各地で豪雨につぐ豪雨。会場は整備されたスタジアムではなく本当の野外であり、一週間前からは天気予報に首ったけ(笑)。曇りの予報だったのが雨に変わり、気温も低くなってきて、暑さよりも寒さの心配が必要になってきたり。ライブ前日はまたまた大雨。けれどそれも夕方には上がり、ライブ当日は「くもりのち晴れ」の予報に!あの長雨、豪雨を考えると、これだけでも奇跡でした。到着した山中湖は暑くもなく寒くもない、厚い雲が覆っていて富士山は隠れてしまっているものの、ときどき晴れ間も見えるまずまずのお天気。しか~しライブ直前は霧が出てしまい、会場内に入ってみるとステージ前が真っ白(笑)。後方の座席の人は見えるんだろうかと心配になってしまいました。美里もライブ前半のMCで「スモークたきすぎ」と、冗談めかして言っていたくらい(笑)。雲も相変わらず厚く覆ったままで富士山も見えないままライブは進んでいきました。が、本編ラスト。「青空」のイントロが始まり、あの曲は曲自体も空がパーッと開けていくような、明るくなっていくようなイメージがあるけれど、ステージ後方の空がまさにそのように、徐々に雲が切れ青空が見え始め、光が差してきました。素晴らしい光景。会場全体が神々しくさえ感じました。そしてアンコールではとうとう富士山の姿も。ライブのラストナンバーは「サマータイム ブルース」。♪天気図はくもりのち晴れの予報♪ という歌詞があれほどリアルに響いた「サマータイム ブルース」は初めてでした。ああいった感動は野外の会場ならではですよね。私がどんな言葉を使っても陳腐になってしまうけれど・・・
「スタジアムから繋がって、みんなと築いてきた『 夏の軌跡 』が、『 夏の奇跡 』をもたらしてくれました。」という美里自身の言葉に全てが凝縮されています。私たちがどうにかできるようなコトではないけれど、あの日ばかりは、美里と私たちがあの奇跡を呼びおこしたんじゃないか、と(笑)。


++ 西武ライブがないということ ++
■山中湖ライブに行くことによって、「西武ライブがないということ」を本当に実感して寂しい気持ちになるのでは、という不安も正直に言えばありました。昨年の夏、V20ライブが終了しても、春になり山中湖ライブの告知がされても、ココロのどこかでは今年から西武ライブがないうということを信じきれていなかったように思います。山中湖に到着して、芝生にゴザを敷いてボーッとしているときにようやく、「ああ、西武ライブはやっぱりないんだなあ・・・」と気づいたのかもしれません。でも、不思議と寂しい気持ちはなく、ただボンヤリと「ないんだなあ・・・」と思っていました。
■そしてライブがスタートして、そのボンヤリが一気にパーッと晴れてしまった。ゴキゲンで楽しくて和やかなライブ。気負いのない穏やかな表情で歌い・語りかける美里に、これから始まる夏・・・今年だけでなくこれから先も続いていくであろう夏を予感してワクワクする気持ち。「西武ライブがないこと」を実感するのではなく、「西武ライブに区切りをつけたからこそ、美里と私たちの新しい夏が始まったんだ」ということを実感して嬉しい気持ちになる。ライブが終了してしばらく経ってからも、その嬉しい気持ちやワクワクは変わりません。たとえ西武ライブに区切りをつけても、美里が歌い続けることは分かっていた。きっとこれまで通りCDをリリースし、ツアーを行う。けれど、それだけではきっと、ファンも美里自身もココロにぽっかり穴が開いたようになっていたんじゃないか。西武スタジアムという場所がいつの頃からか聖なる地となり、大きな存在になっていたけれど、「夏には必ず美里に会える」ということそれ自体が一番大事なことであり、「夢」だったんじゃないでしょうか。その「夢」を途切れさせることなく続ける決意をした美里に大きな拍手を送りたい。その決意は並大抵のことではなかったはずだから。美里はライブの中で、「夢のつづきの第一歩に会いにきてくれてありがとう」と言っていたけれど、逆に私から美里へ、「夢のつづきを見させてくれてありがとう」と伝えたい、そんなライブでした。
・・・すごく軽いノリになってしまうしテレちゃうけれど、「これからもずっと、一生ついてくよ、みさとぉ~ ! 」と、素直に思えた私です(笑)。


■追伸■近々、先日のオンエアの感想も書く予定です ! こちらはかなりミーハーな感想文になりそうですが(笑)。


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5 コメント

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感動の夏 (kzm_mst)
2006-08-16 22:22:18
寒いくらいの山中湖。後で思ったのですが、例年の8月第一土曜日はうだるような暑さだったので、いいように取れば、ライブでガンガン踊るにはもってこいの気候だったかなっと。

夢の続き、いろんな夏を経て、またいつかあのステージに立っている美里を見てみたいなっと思っている私です。
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お久しぶりです!! (eat)
2006-08-16 22:38:24
コンバンワ~。残暑お見舞い申し上げます。

さっき気付いたんですが、またまたブログにコメント有難うゴザイマス!!トラバまで・・・。スイマセン。

私もMakiさんの山中湖レポを、楽しみに読ませて頂いてました。

私なんかと違って、冷静かつ、大人で、的を得た意見だな~って、感心してしまいました(笑)

Makiさんも言われてますが、私も西武に幕を降ろし、また新たなフィールドに挑戦する決意をした美里に心からの拍手を送りたいと思います。

何事も新しくスタートするって大変な労力がいると思うのです。オフィのBBSとかで、「また西武に戻って下さい」とか「スタジアムでして下さい」等の意見が良く載ってますが、私は?と思うのです。それじゃ美里の決断は何だったの?西武に幕を降ろしたのは何だったの?と思うのです。美里も新たな一歩を踏み出したのだから、皆もそれに少しは歩調を合わそうよって思うのです。偉そうですが・・。

私的には、今年の夏祭りは(始まる前は、少々不安もありましたが)非常に楽しかったし、Makiさんと同様「美里格好いい~!!どこまでもついてきます~(笑)」って思わされたLIVEでした。選曲も良かったし、ダンスも見れて良かったし。

来年は何処で開催なのか分かりませんが(大の飛行機嫌いなので、あまり遠方は困りますが・・)可能な限りパスポートを有効活用したいな~と思っています。

長文になってしまって申し訳ないです・・。それでは また(^0^)/~
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Unknown (Maki)
2006-08-17 00:46:31
■kzm_mstさん、こんにちは !

山中湖ライブのときはホント、心地良い風が吹いて(たまに寒かったですが)、野外ライブにはピッタリな気候でしたねー。8/5は私も外を歩き回っていて汗ビッショリ、途中で頭痛がしてくるくらいの猛暑で、「今年は西武ライブがなくて良かったかも・・・」なんて思ってしまいました(笑)。



>いつかあのステージに

そうですねー。たとえば25周年とか30周年とか(笑)、一夜限りのワンナイト・スタンドであれば観てみたいかなあ、という気持ちもありますが、今はまだ、「新しい場所」での美里を観たい気持ちでいっぱいです。



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■eatさん、こんにちは !

eatさんのブログ、いつも楽しく読ませもらってるんですよ~。毎日ほぼ欠かさず遊びに行かせてもらっているのですが、コメントはなかなか出来ず・・・ゴメンナサイ。eatさんの文章は、適度にミーハーっぽい部分もあり、関西人らしいツッコミもあり(笑)、美里が好き ! っていう気持ちが伝わってきて大好きです。私もeatさんのようなノリで行きたいなあ、と思いつつ、気が付くと真面目に書いちゃっていることがしばしば・・・(笑)。



オフィシャルのBBSで多く見られるような西武云々の話は、eatさんの書かれている通りですねー。「またいつか」ということなら分かるのだけれど(例えば、上にも書いたような25周年の1回きりのワンナイト・スタンドとか。動員の問題とかもあり難しいでしょうけど・・・))、山中湖ライブ終了直後に「美里にはやっぱり西武が似合う」みたいな。「それじゃあ、あなたが見た山中湖ライブは何だったの !?」と聞き返したい気持ちに駆られました。裏話(というほどでもありませんが)をしてしまうと、そういう気持ちもあり、感想文の中でああいった内容を書いてしまったところもあります、実は。美里はまだまだ新しい場所を目指して走り続けているんだよ、と。私はこれからも新しい美里についていきたいし、美里の歌を聴き続けることをやめません。何より、山中湖ライブは楽しかった。美里はカッコよかった、かわいかった(笑)。それが全てです。



>大の飛行機嫌いなので

おっ ! 仲間(笑)。私も飛行機は大の苦手でいつも死ぬ気で乗ってます。でも最近は少しずつそれも改善されてきてはいるので・・・そのあたりのコツ(?)をそのうち日常ブログの方に書きたいなあ、と思いつつ。

ではでは、また☆
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私もついて行くよー! (たか)
2006-08-19 14:01:05
>「これからもずっと、一生ついてくよ、みさとぉ~ ! 」

この気持ちすごくわかります!今回のライブで持った感情はこの気持ちに尽きるかも。V20の時はひらすら「美里、今までありがとう。おつかれさま~」というどちらかというとこれまでを振り返る気持ちでいっぱいでした。それに比べて今年は超前向き☆西武に区切りをつけて新しい場所での夏ライブということで、原点に戻ったというかハダカになれたというか、、ただただ、美里とこうやって今年の夏もこれからもいっしょにいられるんだな~という幸せな気持ちに包まれました。

もう、美里っていつもこっちのテンションが下がっているのを見計らうかのように、絶妙なタイミングでガッチリ心をつかむことをしてくれるんですよね~。これだから美里ファンはやめられない(笑)。
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Unknown (Maki)
2006-08-20 21:58:00
たかさん、こんにちは !

そうですね。V20のときには、とにかく「今年で西武ライブがラスト」という気持ちがいちばん大きかったので、自然と「これまでを振り返る」みたいになっちゃってたかもしれません・・・。美里が20周年で歌をやめちゃうとか、そんなことはなくても、やっぱりひとつ大きな幕を下ろすという感覚の方が強くて。でも今回は、すべてがまっさらで、新しい始まりを予感させてくれるライブで。V20西武のアンコールでは、寂しい気持ちで涙がポロッと流れてしまったけれど、今年の山中湖ライブは嬉しい気持ちでじわっと涙が。ココロの底から楽しくて、美里ファンでいてよかった ! と思わせてもらえた幸せなライブでした。

>絶妙なタイミングでガッチリ心をつかむ

ホントに美里ってば、まったく~(笑)。そういえば「スタジアム伝説」か「BIG WAVE」のころの横浜アリーナでたしか、「もうみんな、あたしから離れられない」と、とっても高飛車でカッコイイことを言っていた美里ですが(笑)、いまはまさにそんな気持ちです。



■追伸■みなさん、たかさんのブログも見にいってくださいねー。

http://papapa-dansho.seesaa.net/

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