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渡辺美里さんfanブログ。

■吉田カバン。

2012-07-16 23:02:51 | 文具・雑貨など
■先週のテレ東『カンブリア宮殿』、
吉田カバンの特集は面白かったー。

わたし、美里ねーさんにはもちろん負けますが(笑)
何気にカバン大好きなプチカバン星人だったりするので
吉田カバンも前から気になりつつ、
「でも革じゃないものでも結構なお値段だし、
どこのお店でも値下げはしないし・・・」
ということで購入までには至らず。
でも今回の放送を観て、お値段のことも値下げしないことも
あれだけの人気ブランドであり続ける秘密も、
よーく分かりました。

吉田カバン好きな方なら周知の事実なのでしょうけれど、
自社工場を持たず、海外生産も一切していないというのがまず驚きで。
じゃあどこで作っているのか ? というと、
東京の足立区とか台東区とか下町の、
本当に小さな小さな、場所によっては6畳間くらいしかないような
鞄職人さんの工場でひとつひとつ手作りで。
吉田カバンのデザイナーさんと職人さんとの試行錯誤の上に、
職人さんの、まさに匠の技術で出来上がっていくという。
だからこそ値下げはしないし、それによって職人さんへの工賃はきちんと確保され、
そしてまたその技術によって吉田カバンのブランド力も守られ続ける。
この、ブランドと職人さんとの「幸せな関係」に
何だかすごーく感動してしまいました。
(職人さんの手作りだからこそ、購入してから何年たったものでも、
修理に出せばその作った職人さんの元へもどし修理してくれる、
ということにも感動しました)

で、あらためて、
この吉田カバンに限らず、音楽でもなんでもそうなのだけれど、
ひとつひとつ大事に作られているものに
私たちはもっと敬意を払うべきだし
「とにかく安ければいい」という風潮も考え直すべきだよね、と。

それからこれはまーったくの個人的なことですが、
私は生まれも育ちも今の住まいも東京の足立区で。
地方の方には分かりずらいかもしれませんが、
足立区というのはまあ、東京のいちばん埼玉寄りで、
23区内ではバカにされがちだったり、いちばん住みたくないと言われたり、
そんな感じなんですが(苦笑)
でも実はこういう素敵な職人さんが沢山いらっしゃる場所なんです。
吉田カバンは例えば表参道とか丸の内とかに直営店があるけれど、
作っているのはこういう下町の職人さんなんだよー !! と声を大にして言いたい(笑)。
吉田カバンがこういった職人さんを起用していることは
私も今回初めて知ったわけですが、何だか誇らしくて
そういうことがテレビできちんとオンエアされたのも嬉しかったなー。

また「吉田カバン欲しい熱」がふつふつと復活してきちゃいました(笑)。

ではでは、また。


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2 コメント

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心意気 (佐々木小次郎)
2012-07-18 11:35:23
吉田カバンのお話、気持ちいい話でした。日本人の職人魂、心意気は清々しさを感じます。細かな配慮には温かみを感じますし。美里さんのスタイルにも、そういうものを感じます。仕事を通じて自分を磨く、精進していく姿勢が。欧州にも徒弟制というのが昔から有りますしね。世界共通の理なのでしょう。makiさんは、下町江戸っ子ですかあ!?格好ええなあ(笑)。もうすぐ土用丑の日なので職人さんの捌く鰻を食べて、もっと元気になって下さい。~夏本番!
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>佐々木小次郎さん、 (Maki)
2012-07-18 23:05:54
こんばんはー。
この間の吉田カバンの特集では、職人さんの心意気と
その職人さんを大事にするブランドの姿勢にとっても感動しちゃって
ついついブログにupしてしまいました(笑)。
安直に「安ければいい」というのではなくて
やっぱり職人さんの技術に対してはそれに見合ったお金も払うべきだし
それが職人さんを絶やさないことになりますよね。
たしかに・・・美里や、美里を囲むミュージシャンの方たちも
「職人気質」な方が多い気がします !

ところで私の住まいは・・・
いわゆる風情のある下町、ではなくて
本当に東京の端っこのなーんにもない住宅地なんですけどね~(笑)。
でも昨年まで住んでいた家の裏のおうちはやはり鞄職人さんのお家でした。
詳しくは知らないのですが・・・
もしかしたらその方も吉田カバンを作っていた方だったのかも !?

ではでは、また。
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