花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

奥深い趣きに重ねる想い

2008-06-11 | 心燻るひととき
昨夜は降り続く雨音に耳を傾けながら眠りについたものの、
日々成長するお腹に寝たり起きたり。
赤ちゃんは夜中も関係なく両手両足をばたばた。
源氏物語の若紫のようなおしとやかな女の子を
想像していた私ですが、あと2ヶ月を残して
とても大きな、お転婆な子に成長しているようです^^;;
産婦人科の先生も何度もモニターをチェックしなおす程。

「早く出てきそうね」
最近よく言われる言葉なのですが・・・

臨月に一つ年上の姉の結納が決まりました^^/

↑の花は実家の玄関に飾られていた胡蝶蘭です。

お客様がいらっしゃる時やお正月などは
ピンクのシンビジュームを飾る母ですが
先月先方のご両親がお見えになった時
この白い胡蝶蘭を選んだのには
一体どんな思いがあったのかしらと母親の心を
しのばせてみたい気持ちになりました。



向き合えば向き合う程、奥深い不思議な花です。

そしてそれに気づいたのは恥ずかしながら
生花の仕事を退職してからです。

この花が「豪華」の象徴にされていることで
純粋に感じることを自ら遠ざけてしまっていたのかもしれません。

眺めていると。。。
姉の白無垢姿が浮かんできました。