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旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

神が宿る大神島でマッタリ

2018-10-29 | 旅行記

2018年10月16日 宮古島三日目

 天気予報では今日も雨か曇りだったが、ナント晴天。

予定を変更して「大神島(おおがみじま)」に行くことにする。

大神島は、宮古島の島尻漁港から沖合4km、連絡船で15分の海上に浮かぶピラミッドのような美しい形の島。

7:45 ホテルをレンタカーで出発、と思ったら、カーナビで島尻漁港を検索しても沖縄本島の方しか表示されず、チョット慌てる。

8:00 一度行ったことがあるのでナントカなるだろうと、宮古島の最北端を目指して出発。

                                  国土地理院

                  ≪島尻漁港 大神海運乗船場≫

8:35 迷うこともなく島尻漁港に到着。

                    ≪大神島(おおがみじま)≫

9:00 大神島に向け出港。定員30人の小さな連絡船でほぼ満席。

大神島は周囲3kmほどで、人口が25人(平成29年)の小さな島だ。

神が宿ると言われ、拝所もたくさんあるらしい。沖縄県でも有数のパワースポットとして知られている。

一度行ってみたいと思っていたが、台風などで断念していた。今回は念願叶いそう。

                ≪大神漁港と「スマヌかりゆす」≫

9:15 大神島大神漁港に到着。一匹のワン公が出迎えてくれた。

入島料100円を賽銭箱のような箱に入れて上陸。

今日は、島内をトレッキングする。(乗り物がないので・・・)

昨日までと違って強烈に暑いのが気がかりだが、飲み物も持参したので気合を入れて歩き出す。

まずは、島の最高峰「遠見台(74.5m)」を目指す。

集落の坂道を登りきると遠見台の注意書きと古井戸。

ハイビスカスの小径を行くと、いよいよ最後の木製の階段。

鬱蒼と茂ったジャングルの中なので、木陰が嬉しい。やぶ蚊に刺された人も何人かいたようだが・・・。

ほぼ直登の階段を汗水たらして登る。登頂を諦めたご婦人もいた。

必死に登って、頂上の展望台には一番乗り。

目の前に宮古島ブルーの絶景が広がる。有名な八重干瀬の方まで望むことができる。

展望台まで登って来た人は、一様に「おーっ!」と歓声を上げる。

15分ほど海を眺めて下山。

                      ≪魔除け?≫

港に戻り、東屋の下でシバシ休憩した後は、島の西側の海岸を北に向かう。 

若者たちは、シュノーケリングの準備か・・・。

女性が見つめる正面の橋が一日目に渡った「池間大橋」。左が宮古島で右が池間島。

あまりにも美しい海を見ながらトボトボと歩く。トレッキングというよりは、ほとんど散歩。海は透明度が高く、岸壁の上からウミヘビがニョロニョロ泳いでいるのも良く見える。

港から700mほど歩くと、島の北端で道は終わる。

遠浅の海岸には奇岩がゴロゴロ。

            ≪ノッチ(奇石)≫

倒れてしまうのも時間の問題か・・・。

「大神島のおじいの観光ガイド」と言うツアーに参加すると、ゴルフカートに乗せてもらえる。ワン公の先導付き。90分 2,000円 要予約。

私は予約できなかったのでフリー散策。

11:30 素晴らしい海の眺めを満喫して漁港に戻る。

昼飯にはチョット早いが、あまりにも暑いので島で唯一の店「おぷゆう食堂」に入る。

冷房がギンギンに効いているが、店の人は行方不明。島の人から「勝手に何か飲んでいればいいさ」と言われたので缶コーヒーを飲みながら涼む。

次第に観光客が集まって来て、店の中も外もほぼ満席状態。

                ≪島の名物 カーキダコ丼 800円≫

暑いせいか、みんな缶ビールを飲んでいるが、この後、車を運転しなければならないので私は自重。

                      ≪カミカキㇲ≫

食事の後は、島の東の海岸を歩く。やはり奇岩だらけ。

拝所と思われる場所が島のアチコチにあるが、この島では神聖な場所や集落などは撮影を遠慮した。

宮古島に戻る便を1本とばしたので、時間はタップリある。

多目的広場の東屋でマッタリと・・・。時間が止まったような不思議な体感。

私の大神島滞在時間は4時間半でした。宿が有ったら泊まりたくなるような、素晴らしい島でした。

13:45 大神漁港を出港。宮古島に向かう。

この船に乗ろうとして手を振りながら駆けてくる若者などが2,3人いたが、桟橋に残したまま船は時間ちょうどに出港、神の島では時間にキビシイようだ。

14:00 宮古島の島尻漁港に接岸。

ホテルに戻るかもう少し観光するかシバシ悩む。

結局、車で20分ほどの「砂山ビーチ」に立ち寄ることにする。

                       ≪砂山ビーチ≫

14:40 砂山ビーチの駐車場に到着。

ちょうど団体が帰るところにかち合ったようで、大型バスが何台も右往左往して大変な騒ぎ。

頃合いを見計らって、海岸に下りる。

以前ここに来た時は、夜には台風が直撃するという時だったので、強風で砂がビシビシ飛んできてひどい目にあった。今日は好天。

砂山ビーチのシンボル「岩のアーチ」はどうも崩落の危険があるようで、柵が巡らされていて近づけず。前に来た時には、確か柵は無かったような・・・。

15:00 ここは夕日のスポットらしいが、日没まで3時間以上もあるの夕景撮影はパス。ホテルに向かう。

17:00 ホテルの部屋で態勢を立て直し、夕暮れの「与那覇前浜ビーチ」を散歩しようと思って出てきたら、ナント、立ち入り禁止。

そもそも、ここには今まで二度来ているが、二度とも台風の影響で浜に下りられなかった。今回は、そのリベンジで来たのだが、あろうことか浜が無くなっていた。愕然!

先日の台風24号の影響らしい。

現在、ホテルの海水浴場は、来間大橋寄りに移転しています。

今日は一日中好天に恵まれたのに、夜になったら激しい雨。

今夜は宮古島の女性から呼ばれているので、何としても行かないと・・・。

前も見えないくらいのドシャブリの中を、タクシーでイソイソと出かけました。



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