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旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

満開の桜巡りと追分温泉

2019-04-21 | 旅行記

2019年4月19日 宮城県北部で満開の桜巡り

友人に誘われて、石巻の「追分温泉」に行ってきました。

ちょうど宮城県北部はサクラが真っ盛り。

可能な限り桜の名所をめぐりながら、追分温泉を目指す計画。

まずは三陸自動車道を降りて、松島から高木川沿いを鹿島台方向に向かう。

約2kmも続く満開の桜並木を右手に見ながら車は快調に北上。

11:20 ≪涌谷城址公園≫に到着。

駐車場が混んでいたら通り過ぎながら桜を見物しようと思っていたが、意外にスンナリ。

こういう全国的にはマイナーな地方でも、何故か周りは中国の方々ばかり。

12:00 ドライブ再開。見事な桜のトンネルをシバシ北上。やはり涌谷のサクラは素晴らしい。

12:15 大崎市の≪加護坊山≫に到着

 

さっそく山頂下のレストランに直行。時間的にかなり混んでいるかと思って来たが、運よく窓際の席をゲット。

目の前には斜面を埋め尽くす桜。「加護坊定植」を食べながらお花見気分は最高潮。

食後は腹こなしに山頂へ登る。

久しぶりに登った加護坊山山頂からの眺めは、相変わらず美しい。

目の前に、大崎平野が広がる。さすがに伊達六十二万石の耕土は広い。

サクラとモクレンが同時に満開。

続いて向かったのは、登米市の≪平筒沼ふれあい公園≫。

13:40 ≪平筒沼ふれあい公園≫に到着。

かなり大きな沼なので、どこが一番の見所なのか分からず、しばしウロウロ。

珍しい浮橋のある辺りに、観光客が集中していた。

この「平筒沼ふれあい公園(登米市)」は、最近宮城県内では注目のお花見スポット。

14:20 平筒沼を出発したものの、まだ宿に向かうのには早すぎるので、さらに寄り道。

15分ほど走ったところで洒落た喫茶店を見つけたので、やっとコーヒータイム。

15:25 ≪旧登米高等尋常小学校≫に到着。

古い記憶では、ここにも見事なサクラの木があったような気もするが・・・

武家屋敷の桜も見事に満開。

16:10 今日の最終目的地≪追分温泉≫に無事到着。

囲炉裏のある洒落たお部屋でした。

ここで先着組や後発組とも合流して、本日は女3名、男5名の8名でお泊り。

さっそく向かった大浴場からは、やはり目の前に満開の桜。

17:55 豪勢な夕食開始。

この宿は山の中の秘湯に近い趣だが、山一つ越せば三陸の漁港が沢山ある。

料理は当然、海鮮料理。小はシラウオから大はクジラまでそろって超豪華版。

今夜お泊りのお客さんたちは、これを目当てに全国から集まって来たようだ。

 

 

食後は、大浴場前の御休み処で熱狂のライブ。

大盛り上がりで延々とアンコールが続き、8時から始まったコンサートは9時半になっても終わりそうもない。


鋸山登山で地獄と仏

2019-04-03 | 旅行記

2019年3月29日  房総の旅三日目

二日間、慣れない「撮り鉄」「乗り鉄」をやったが、房総の旅三日目の今日は本来の趣味のトレッキング。

以前テレビで見て・・・いつか行ってみよう・・・と思っていた「鋸山」を歩く。

コースは、内房線の浜金谷駅から歩き出し、車力道を登って石切場跡へ。

石切場跡からは日本寺に抜け、百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢、そして日本で一番大きい大仏様を参拝。

大仏様からは、表参道を下りゴールは内房線の保田駅。

8:06 JR五井駅から内房線に乗車。

9:09 浜金谷駅に到着。

 

               ≪JR内房線 浜金谷駅≫

ホームの跨線橋から目の前に広がるのが「鋸山」らしい。

一緒に降車したハイカーたちが、みんな写真を撮っている。

なるほど「鋸山(のこぎりやま)」という姿で、離れていても石切場の跡がハッキリ見える。

駅を出て、リュックを背負った人たちの後ろをついて行くと、すぐに「観光案内所」があった。

中に入って情報を仕入れようと思ったら、突然、選挙カーが現れて入口の前に横付け。

選挙演説が始まるあるらしい。結局、話も聞けず望遠レンズなどの余分な撮影機材も預けられなかった。

リュックを背負った人たちが向かった方向に歩き出し、あとは道標を見ながら街を抜けた。

9:33 「車力道コース(左)」と「関東ふれあいの道コース(中央)」の分岐。

石段の上に荷物を広げ、重い機材を担ぎやすい様に整理して、左側の「車力道コース」へ向かう。

9:45 「車力道コース」入口。

予定時間を大分過ぎてしまったが、ここからは登山。

        

かつて、切り出した石材を「ねこ車」で運んだという道を登る。

石畳の道には、擦り減って出来た轍が今もクッキリと残っている。

                  ≪東京湾≫

       

 

10:16 今日は曇っていて海の見晴らしはイマイチ。

「地球が丸く見える展望台」というのは諦めて、直接「石切場跡」に向かう。

10:18 見事な「切通し」に到着。しばらくウロウロして写真撮影。

10:27 何の表示もないのでチョット迷ったが、木製のデッキを上がる。

10:28 石切場跡。

      

有名な「地獄除き」。ポスターやテレビ取材などの画とは逆側から見る。(左側のデッパリ)

10:41          ≪石切場跡 岩舞台≫

        

10:45 打ち捨てられた重機。

最上段の展望台からシバシ東京湾を眺めて休憩。

10:55 30分近く石切場跡をウロツイてしまったが、日本寺目指して出発。

        

「石切場跡」から見上げた80mの岩壁を、「ヒイヒイ」悲鳴を上げながら登る。ほぼ直登。

時々、休みながら東京湾を眺める。

11:22 切通しの先に、突然、日本寺の「北口管理所(受付)」が現れた。拝観料¥600。

広大な境内の回り方や、楽に下山するコースを、懇切丁寧に教えてもらった。

       

                ≪百尺観音≫

事務所の脇を入ると、目の前にドーンと観音様が現れて度肝を抜かれた。

とにかく大きい「石仏の百尺観音」。左手奥には「地獄のぞき」が突き出ている。

11:35 百尺観音をあとにして、「地獄のぞき」に向かう。

        

11:40 「地獄のぞき」に到着。

週末などは2時間くらい列に並ぶことも暑らしいが、今日は、春休みといっても平日。待ち時間10分ほど。

足元が滑ってどなたも四苦八苦。老若男女、みんなスニーカーかハイキングシューズを履いている。

ここはロープウェイの山頂駅から来る観光客が多いので、一人くらいハイヒールのオネエチャンかオバサンがいるのではないかと思ったが、さすがに千葉県人は用意がいい。

泣き叫ぶ幼児もいたが、それほど恐怖感はない。

ほとんどの人がここで記念撮影をするが、PVモニターを見てみんな首を傾げる。

崖下が背景に映らないから、怖そうには見えない。

長い自撮り棒で真上から撮らないと、怖そうには映らないだろう。

11:55 山頂展望台の脇から、長い長い石段を下り「1,500羅漢」巡り。

ここからは、石の羅漢や仏像が千五百数十体、延々と続く。

       

12:28 大仏広場に到着。とにかくデカイ。

高さ31.05m、日本一大きい大仏。薬師瑠璃光如来石仏。

大仏広場のベンチで休憩。潰れたオニギリで軽い昼食。

13:06 重い腰を上げて、これより下山。

30分以上休んだら、体中がギシギシ。

13:11 仁王門を抜けて、表参道をJR保田駅に向けて下山。

 

 

                             ≪JR内房線 保田駅≫

13:48 「内房線 保田駅」に到着。

              ≪保田中央海水浴場≫

保田駅から5分ほど歩いて海に出た。ずいぶん久しぶりの海の香り。

お寿司美味しかったです。

                                          国土地理院


 


小湊鐡道を撮る乗る歩く2

2019-04-01 | 旅行記

2019年3月28日 小湊鐡道 ハイキング&撮り鉄&乗り鉄の旅 復路

「石神の菜の花畑」で撮影を終え、急ぎ足で養老渓谷駅に戻る。

             ≪養老渓谷駅 ホーム≫

8:36 養老渓谷駅始発の上りに乗り込む。

8:40 次の駅、上総大久保駅で下車。

               ≪上総大久保駅≫

 

待合所。地元の子供たちが描いたのか、「トトロ」と座布団がお出迎え。

 

菜の花はピークを迎えているが、サクラは2~3分といった程度。

この駅で降りてはみたものの、撮影予定の下り列車は90分後、乗る予定の上り列車は120分後

駅の前の道は、「森と梢のみち」というハイキングコースになっている。

次の「月崎駅」までは、山道を歩いて1時間余りで行けるハズ。

房総ふれあいの道(森と梢のみちコース)

花粉が濃厚に舞っているこの時期にスギの森林に入るつもりはないが、時間つぶしに少しだけ歩く。

               ≪ウグイス???≫

やかましいくらいにウグイスが鳴いている。

10:07ころ 駅の400mくらい手前のカーブを、下り列車が近づいてきた。

10:08 上総大久保駅に入る下り列車。 

       

10:40 秘境駅の雰囲気漂う上総大久保駅に、上り列車が入線。これに乗って次の「月崎駅」に向かう。

                ≪月崎駅≫

10:44 月崎駅に到着。

朝、下り列車から見たときは無人だったが、ペンキ塗り替えの工事が始まっていた。

もうじき「トロッコ列車」が到着するので、人気の月崎駅にはカメラを持った人たちが大勢集まってきた。

駅舎には工事の足場やカラーコーン、屋根の上には職人さんたちもいて、駅の撮影はチョット無理。

        ≪11:09 月崎駅に入ってきた里山トロッコ1号≫

実は、木曜日にも「トロッコ列車」が走る日があるのを、私は知らなかった。

写真を撮ろうとする人々が大勢集まってくるのではないかと思い、避けたつもりだったが・・・。

蒸気機関車を見て育ったオジサンは、蒸気機関車風ディーゼル機関車にはあまり興味はわかない。

トロッコ列車が養老渓谷駅に向けて去った後、駅の向かいのYショップでパンなどを買い、軽めの昼食。

11:53 終点の養老渓谷駅からバックで戻って来た「トロッコ列車」

11:57 月崎駅を徒歩で出発。ここからはハイキング。

                ≪永昌寺トンネル≫

12:03 「永昌寺トンネル」に入る。非常に珍しい将棋の駒形の手掘り隧道。

途中で反対側から車が来て、ビビった。

 

山はかなり荒れている。

12:17 小湊鐡道のトンネルに出会ったところで、近くから警笛の音が聞こえたので少し待ってみた。

手前の杭が邪魔だったが、ポジションを変える間もなく列車が通過。

            ≪12:21 柿木台第二トンネル≫

永昌寺トンネルの駒形とは違い真ん丸。

                ≪道端の石仏≫

        

         ≪地蔵菩薩≫          ≪如意輪観音≫

            ≪12:27 柿木台第一トンネル≫

 12:53 飯給駅(いたぶえき)に到着。

 

駅のサクラはまだだが、近くの民家は満開。    ≪世界一大きい女子トイレ≫

13:17 上り列車が飯給駅到着。

13:31ころ 里山トロッコ3号が通過。

このあと、待合所でしばらく休憩。

14:08 飯給駅を徒歩で出発。次の「里見駅」に向かう。

 

線路は北に向かっているが、県道160号線を東に進み養老川を渡る。

「清澄養老ライン」に出て北に進路を変更。

14:37 市原市立加茂中学校前の踏切で、偶然、下り列車に遭遇したのであわてて撮影。

この近くに、「与市郎桜」という有名なサクラの木があるらしいので、念のため行ってみる。

                 ≪与市郎桜≫

14:44 花一輪も咲いてないので素通り。

                  ≪里見駅≫

      

14:53 里見駅に到着。

「里見八犬伝」に縁のある地域のためか、駅舎の入り口には犬の石像が鎮座。

 

左に停車中の列車は15:37発の下り。右から入線して来るのは私が乗る15:35発の上り。

この里見駅では、昔ながらのタブレット交換が行われる。

               ≪タブレット交換≫

15:35 時間的にはまだまだ撮影は可能だが、かなり疲れたので「撮り鉄」はここまで。

上り終点の五井駅に向かう。

16:20 終点五井駅到着。小湊鐡道の旅終了。

                小湊鐡道を撮る乗る歩く1(往路)はこちらから

 


小湊鐡道を撮る乗る歩く1

2019-04-01 | 旅行記

2019年3月28日 小湊鐡道 ハイキング&撮り鉄&乗り鉄の旅 往路

昨日は一日、いすみ鉄道の乗り鉄&撮り鉄の旅をしたが、今日は小湊鐡道の旅をする。

昨日も乗ってはいるが、暗くなってしまったのと居眠りで、ほとんど見ていない。

車がないのに、どうやったら効率よく小湊鐡道を撮れるのか?・・・

昨夜、五井駅前の居酒屋で必死に考えた。

計画がまとまった頃にはかなり酔っぱらっていて、チョット無謀な作戦となった。

まず、「上総牛久駅」始発の一番列車下り101便に乗車。

車窓の景色を撮影しながら終点「養老渓谷駅」まで移動。

歩いて「石神の菜の花畑」に行き、早朝の菜の花畑を走る列車を激写する予定。

あとはユックリ五井方向に戻りながら、時間と体力の許す限り「撮り鉄」をする。

問題は、五井のホテルに泊まっているので、上総牛久駅までどうやって移動するかだ。 

          ≪小湊鐡道 上総牛久駅(かずさうしくえき)≫

5:35 結局、上総牛久駅までタクシーで来た。

五井(千葉県市原市)のホテルから、25分、タクシー代はナント5,410円。

メーターの数字が上がるたびに、「バッカじゃないの、俺は」と思った。

6:00 上総大久保駅始発、養老渓谷駅行きの「下り一番電車101便」が出発。

列車(二両編成)に乗り込んだ乗客は、私ひとり。

一番前の席で、運転席脇の窓から進行方向にレンズを向ける。

菜の花の帯が幻想的に浮かび上がる夜明けの線路を、私一人を乗せた下り列車はヒタ走る。

6:06 映画やドラマ、CMなどでお馴染みの「上総鶴舞駅」

駅舎脇の満開のサクラは、ヤマザクラでしょうか?

6:09 上総久保駅

 

6:12 高滝駅

6:17 里見駅

6:24 月崎駅

月崎駅には帰りに立ち寄る予定だが、駅舎に工事の足場が組まれているのが気がかり。

6:28 上総大久保駅。秘境駅の雰囲気満点。

                ≪養老渓谷駅≫

6:33 終点、養老渓谷駅に到着。

結局、途中誰も乗ってこなかったので、この下り101便の乗客は私一人だった。

これに乗るために、タクシー代5,410円かけたが、それが列車一便の貸し切り料金だと思えば安いものである。

                ≪養老渓谷駅≫

6:42 養老渓谷駅からは、徒歩で「石神の菜の花畑」に向かう。

6:56 「石神の菜の花畑」に到着。

上の写真の様に、目の前に広大な菜の花畑が広がる・・・と思っていたら・・・。

           ≪石神の菜の花畑と小湊鐡道線路≫

愕然!! 菜の花がショボい。

あの、旅行ガイドブックやポスター、いろいろなWEBサイトに紹介されている「一面の菜の花畑」はどこ・・・?。

先に来ていた銚子から来たという若者に聞いたら、二、三年前からこういう状況なのだそうだ。

振り向けば、そこにはイノシシ用の罠。一部残っている菜の花の周りには、害獣駆除用の電気柵。

五井からここまで大金を使ってきているし、あきらめて帰るにしても列車の本数も限られている。

ナントか撮影することに決め、菜の花が一番濃いところに若者と二人並んで列車を待つ。

7:15ころ 背景があまり見えないように、ローアングルで下り列車を1本撮影。

車で来ている若者はここで帰って行ったが、私は養老渓谷駅までダッシュする必要があるので残った。

朝メシのパンを食べながら、今後の予定を検討。

結局、下り2本、上り1本を撮影。

8:15 今撮影した下り列車が折り返すのに間に合うように、養老渓谷駅に急ぐ。

これからは、「乗り鉄」と「ハイキング」を組み合わせながら、小湊鐡道の終点「五井駅」を目指す。

まずは、養老渓谷駅8:36発の上り列車で、次の上総大久保駅に向かう。

       ※復路「小湊鐡道 撮る乗る歩く2」はこちらから

 


いすみ鉄道で乗り鉄撮り鉄

2019-03-31 | 旅行記

2019年3月27日 いすみ鉄道 ハイキング&撮り鉄&乗り鉄の旅

私は旅行とカメラを趣味にしているが、「乗り鉄」でも「撮り鉄」でもない。

たまたま、お正月に再放送された「六角精児の呑み鉄本線・日本旅(NHK)」を見ていたら、「よし!俺も房総半島のローカル鉄道(いすみ鉄道&小湊鐡道)に乗ってみるか! 酒も旨そうだし・・・」という気分になり、今日から二泊三日で房総の旅に出発。いすみ鉄道と小湊鐡道に乗る。

「どうせ行くなら花の季節に・・・」ということで、菜の花が真っ盛りで、サクラにチョット早いという時期を選んだ。

菜の花とサクラが両方ピークの時期は、トンデモナク込み合うということを聞いたので、サクラを避けた。

10:13 朝一番の「東北新幹線」と「JR特急わかしお」を乗り継ぎ、外房線のJR大原駅に到着。

さっそく隣接する「いすみ鉄道の始発駅 大原駅」へ・・・。

 

    ≪いすみ鉄道 大原駅≫           ≪大原駅 売店≫

どこかの商店のような外観の「大原駅」に入ってビックリ。

ホームから溢れ出た人々が、売店の中まで長蛇の列。

「チョット考えが甘かったか?」と思いながらも、人々をかき分け自動券売機へ・・・。

「房総横断記念乗車券(¥1,700)」を購入。

さっそく乗客の列に並ぶのかというと、そうではない。

実は、いすみ市へは別な用事もあって来たので、それを先に済ませる。

10:25 駅前でタクシーに乗り込む。

11:43 「いすみ市郷土資料館」に到着。

              ≪いすみ市郷土資料館≫

実は、ここで開催されている「清水寺の仏像 秘仏初公開」を見に来たのです。

一応、帰ってから報告の義務もあるので、撮り鉄・乗り鉄より優先しなければならない。

パンフレットによれば、

「平成29年度に行われた調査により、新たに数多くの平安~中世の仏像が発見された、

いすみ市岬町鴨根の音羽山清水寺の仏像や棟札など文化財約40点を、一斉に展示・公開します。

坂東観音霊場として1000年に余る歴史を持つ清水寺ですが、このように大規模な展覧会が

開催されるのは初めてのことです。」とある。

それほど大々的な仏像展にしては、私が入った時には見学者は誰もおらず、しばし秘仏を独り占め。

「清水寺の仏像展」は4月14日(日)まで開催

秘仏を堪能した後は、いよいよ「いすみ鉄道」。ここからは、ハイキング&撮り鉄&乗り鉄の旅となる。

11:15 いすみ市郷土資料館を出発。

一番近い国吉駅には行かず、「いすみ鉄道」の沿線を歩いて少し離れた「上総中川駅」まで歩く。

快晴のハイキング日和・・・というより歩くしか移動手段がない。

 

さすがに房総だけあって、道には花が咲き乱れる。コンビニで近道を聞いて田んぼの細道に入る。

天気は良いが風がかなり強くなって来た。

田んぼの代掻き(しろかき)作業を眺めていたら、遥か彼方を黄色い列車が横切ってゆく。

あわててデジカメを出そうとしたらホルダーに引っかかって間に合わず。油断してしまった。

いすみ鉄道沿線の農道で、上総中川駅を目指す。

 

線路の土手の両側は、菜の花が咲き乱れていて美しい。

あと5分早くここに来ていたら、いい写真が撮れたと思うと悔やまれる。

11:46 踏切を超えて国道465号線に出る。

ハイキングが好きな私でも、歩道のない国道の脇を歩くのは怖い。慎重に進む。

11:56 菜の花が美しい場所(大野入口交差点)へ出た。

時刻表を見たら50分位しないと列車は来ないようだが、かなりいいアングルなので待つことにする。

10分位したら続々とカメラを持った人が集まりだし、車も国道に溢れ出した。

暇つぶしに、同年輩のオジサンたちといろいろ撮影談議で情報交換。

12:42ころ 二両編成のムーミン列車が通過。一枚目の列車撮影。

12:45 再び上総中川駅を目指して歩き出す。

スマホを見ながら≪google map≫のルート検索通りに進む。

しかし、ルート表示の終点まで来ても駅は見当たらず、行き過ぎてしまって右往左往。

線路を挟んだ駅の反対側の民家に、無理やり誘導されてしまったようだ。

13:00 上総中川駅に到着。

13:09発の下り上総中野行きをホーム端で迎え込み撮影。そのまま乗り込む。

車内に入ったら超満員。とても「呑み鉄」なんて出来そうもない。これがサクラ満開となったら、いったいどれだけ込み合うのでしょう?

13:14 やっといすみ鉄道に乗ったのに、次の「城見ヶ丘駅」で即下車。

大原駅で購入した「房総横断記念乗車券」を初めて利用した。

城見ヶ丘駅を去っていった下り列車をそのままフォロー。

             ≪城見ヶ丘駅 ホーム≫

ホームの大多喜駅側端には写真ギャルが二名いて、ホームに這いつくばって撮影していた。

危うくお尻を踏んづけそうになった。

                 ≪城見ヶ丘駅≫

まだカメラを構えている写真女子たちに、オジサンは感心してしまった。

しかし、この後数分後に、迎え込みの上り列車が来るのを私は見逃していた。

13:30 ここからは歩いて次の大多喜駅に向かう。途中、大多喜の城下町を見てみたい。

   

       ≪大多喜城≫          ≪大河ドラマ誘致活動の幟≫

大河ドラマを誘致しようという活動の幟が、街中に翻っていた。

 

14:08 大多喜駅に到着。

 

      ≪大多喜駅≫

列車の発車時刻が近づくと、ホームには観光客が大勢集まってくる。

14:27 下りに乗車。相変わらず車内は満員。

14:34 東総元駅で下車。運転手の案内で、この駅のホームにある待合所に面白いものがあるらしい。

                 ≪東総元駅≫

   ≪待合所内の巨大おみくじ≫         サクラは次の週末あたりか?

次の下りまで1時間。

おみくじで時間つぶしもできないので、近くの自販機で缶コーヒーを買って、しばしマッタリ。

待合所に居たオバサンに、「今日は風が強くて大変だね。きっと外房線は遅れてるよ!」と話しかけられた。

15:19 上り列車を、近くのカーブで撮影。

サクラもまだで菜の花もちょっとしかないので、かなり無理矢理な画角。

15:33 下りに乗車。そろそろ疲れてきたが、車内は混んでいて座れない。

15:39 総元駅に到着。

降りた列車を後追いで撮影。車両の窓には沢山のスマホが張り付いている。

                   ≪総元駅 ホーム≫

総元駅のホーム端にも、写真ギャルが二名張り付いていた。

 

                          ≪総元駅 外観≫

列車の中から見ていたら、総元駅に入る前の線路わきで、大勢の人々がカメラやスマホを構えていた。

予定外だが私も行ってみることにした。

列車で1分程度だから、歩いて戻ること12~13分。上り坂もあって、チョットきつかった。

菜の花が満開。先客は3人一組だけ。

車内から見た場所とチョット違う気もするが、ここで撮影することに決めた。

       

             ≪16:07鉄橋を渡る上り列車≫

       

撮影後、急ぎ総元駅に戻る。

駅から離れすぎてしまったの、走るように総元駅に戻る。撮り鉄&乗り鉄は、かなり厳しい。

16:33 総元駅で本日最後のいすみ鉄道、下りに乗車。

16:43 「いすみ鉄道の終点」上総中野駅に到着。

                 ≪上総中野駅≫

「上総中野駅」は、いすみ鉄道と小湊鐡道の共用駅。

左が、私が乗って来た「いすみ鉄道」。右に入線してきたのが、私がこれから乗る「小湊鐡道」。

小湊鐡道に乗って来た乗客の多くは、ここでいすみ鉄道に乗り換える。

              ≪上総中野駅 外観≫

17:15 小湊鐡道の上り五井駅行きに乗車。

小湊鉄道沿線の菜の花の状況を見ながら乗ってゆくつもりだったが、ウツラウツラで下見にならず。

 

              ≪小湊鐡道 五井駅ホーム≫

18:26 五井駅(JR内房線 五井駅構内)に到着。

今日は、五井(千葉県市原市)のビジネスホテルに泊まる。 

明日は、小湊鉄道沿線の、乗り鉄&撮り鉄&ハイキングの予定。