
「さとくんが19人殺すまで」
今から30年前の平成2年1月20日、小学校の教師の父親と、母親のもとに1人の男の子が生まれました。「聖」と書いて「さとし」と名付けられました。
その子はのちに事件の現場となる相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の近くで育ち、幼稚園から中学校まで地元で通いました。
クラスの人気者のさとくん!
大学を卒業して「津久井やまゆり園」の介護職員になりました。
ある時、さとくんのイマジナリフレンドにヒットラーが現れ、生産性ない者はいらない! 自分の名前も言えない障害者はいらない! 殺せ! とヒットラーは僕を奮い立たせました。

現在公開中のアカデミー賞候補映画
「ジョジョラビット」もそんな映画です。


ジョジョは障害者も同性愛者もユダヤ人もウサギも殺せませんでした。
誰もが植松だったかもしれない。
彼を死刑にしても心神喪失で無罪にしても何も変わらない!第二の植松聖が現れる。 我々すべての人間にある闇が彼を障害者19人殺しにしてしまったのもしれない…