円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

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バウハウス建築と独裁政権

2015-07-23 13:40:04 | マスター独り言

安倍晋三は自分の戦争法案のメクラましにザハさんの新国立競技場デザイン案を白紙撤回にした。国民は高額お馬鹿デザイン!の廃止に拍手したが、ホントにそれでいいのだろーか? バウハウスは、1919年、ドイツのワイマール憲法下で設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校。また、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともある。学校として存在し得たのは、独裁ナチスドイツヒットラーにより1933年に閉校されるまでのわずか14年間であるが、その活動は現代美術に大きな影響を与えた(モダニズム建築、20世紀美術の項を参照)。

円ジョイはデザイン学校時代、バウハウスデザイン思想を日本に伝える「桑沢デザイン研究所」出身だからバウハウスデザインが生まれ平和のワイマール憲法の中、独裁者ヒットラーに迫害された歴史はよく研究してます。
垢抜けたモダンデザインなのに遊びゴコロのあるバウハウスデザインが円ジョイは大好きです。例えばコノのケトル。モダンデザインでありながら独裁者ヒットラーのシルエットである。
直接、独裁政治や経済効率至上主義を否定し訴えるのでなく巧妙にセンスで批判する素敵さ。デザイナーは反体制芸術家ではないので、商売デザインしながら表現弾圧に対抗カウンターするものである。

新国立競技場デザインのザハさんにも、そんなモダンで遊びゴコロのあるデザインセンスをトニー志茂(円ジョイ)は感じる

楽しいではないか。
ザハさんは人間は経済効率や富国強兵の国益追求ばかりでは成熟した人間とは言えない。と言っています。センスとアイディアで人間は楽しめるのです。
日本人の職人的センスは江戸文化を見ればわかります。(浮世絵、民芸、歌舞伎)世界に誇れます。しかし明治からの富国強兵軍国主義路線や安倍政権の軍国日本上等!のヤンキー右翼回帰路線では悲し過ぎます。
当初案は素晴らしかった。センスの勉強をしてない役人や政治家の意見調整で公共施設建築すると最悪なのだ。 1964年の国立代々木五輪競技場も当時は丹下健三の政治力建築を批判されだが、全責任は自分がひき受ける姿勢で完成された。50年経ってもオリジナルデザインセンスは素晴らしい。
責任を一切取らない無責任な役人や政治家の意見で日本が世界に誇るナショナルアーキテクトを建設してはイケないのです。 効率だけならコンペでなくゼネコン入札方式の公共建設でいいのだから…
納税者が値段だけの入札で新国立競技場を決めろ!という世論なら仕方ないと諦めます。
しかし軍事や環境破壊の道路には何兆円も使ってます。日本の職人的技術開発で維持費のかからない新国立競技場も作れるハズです。デザインも偏見なく世界の才能を取り込むことも大事です。自民党的な利権公共事業の発想や右翼政権のインチキ行政指導に騙され酷税を払わないように知性とセンスを国家に反映させるような国民になりたいものです。



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