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ママかりとモチかり

2011-12-29 15:43:02 | フレンチ酒場(祖師谷大蔵)
今日で、仕事納めして、ふるさとに帰る人も多いと思うが、日本の郷土料理ほどバラエティ豊かなものはないネ!

昨日は、祖師谷マーマレード常連が、岡山出張の土産「ママかり」を頂きました(いつもありがとう)

「ママかり」をご存知だろうか?

となりのスナックのママを借りてくるわけじゃないヨ(笑)

ままかりとは。。

岡山県など瀬戸内海岸でサッパ(ニシン科)の小魚の異名。
これに塩をふり酢に漬け込んだもの。

ままかりの語源。

ままかりの『まま』は、『まんま』と同じ『飯』のことで、漢字では『飯借り』と書く。
この酢漬けがあまりにも美味しいため、すぐに飯がなくなってしまい、
となりに飯を借りてまで食べたことから『ままかり』となった。
ままかりの酢漬けは豊漁と不漁の差が大きい魚であるため、豊漁で食べ切れなかった魚を
酢漬けにしたのがはじまりと言われている。

名前のつけ方も面白いよネ

それでは

「モチかり」をご存知だろうか?

スナックのママをおモチかえりする事じゃないヨ(笑)

モチ借りとは

年の瀬で銭がなく、年も越せない、新年食べるものがないとき、近所からモチを借りたり、餅つきの手伝いをして、モチをもらい、新年は湯に醤油だけで雑煮にして食べる事なんだヨ

まあ地方の雑煮は沢山な具材が入り豪華だが、江戸貧乏長屋の雑煮はシンプルなのだ~テヤンデェ~

あなたの家の雑煮はどんな?ですか


参考

餅の種類は概ね、東日本は角型、西日本は丸型が多い。
味付けは関西と四国東部は白味噌、福井は赤味噌、山陰は小豆汁、その他はすまし汁となっている。

地域によって餅の種類(角型、丸型)、餅の焼き有無、具材、出汁の組み合わせは様々である。
その土地で採れた食材や仕入れた食材を使ったものもあり、その地域の文化や特性を見ることが出来る。

地方 餅の形及び内容 餅の状態 味付け
東北・関東・伊豆・甲信・上越・飛騨・三重南部 角餅 焼く すまし
東海(伊豆・飛騨・三重南部を除く)・富山・金沢・下越 角餅 茹でる すまし
能登・加賀・魚津 丸餅 茹でる すまし
福井 丸餅 茹でる 赤味噌
関西・徳島 丸餅 茹でる 白味噌
香川 餡餅 茹でる 白味噌
山陰 丸餅 茹でる 小豆汁
山陽・愛媛・高知 丸餅 茹でる すまし
九州 丸餅 茹でる又は焼く すまし

北海道地方については主だった区分けはないとのこと(明治時代に各地からの移住による為)。
沖縄地方についてはお雑煮を食べる習慣はなく、代わりに主にお祝い時に食べると言われている
中味汁というのを食べる家庭もあるらしい。