ゆめみていっぱい

來夢、咲良夢、粋夢、都羽夢と4人の成長記録です。パパとママは毎日楽しみでいっぱいです。

忙しいので、こんなん引っ張り出してきました。。。

2021年02月25日 18時40分40秒 | 日々の発見などなど
ひたすらバタバタのパパさん。
あまりもの仕事の膨大さにアップアップの状態ですが、ふと、過去のブログで、2019年4月に下書き状態で終わってた
記事を発見。全く脈絡ないですが、公開してみまっす。

ちなみにパパさん、今日は21時過ぎに帰宅。
來夢の勉強見てから、1時からPC仕事開始。1時間ちょい寝てから会社です。

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2017年の秋に、仕事のストレスからか、お尻にできものが出来たパパさん。
市販の薬を塗って、何とかしのいでいたものの、いよいよもって激痛と出血に耐えられなくなり、人生初の肛門科へ。

多少の恥ずかしさがあったのですが、意を決して中に入ると、そこは想像以上に負のオーラが満載の待合室。
他の患者さん達の顔に笑顔は一切無く、みな、お尻への負担軽減のため、前傾姿勢で椅子に座ってました。
お尻に問題のある人の気分って、こうもネガティブなのかと改めて実感。

この病院は、会社の同僚のオススメで来たのですが、正直オープンすぎるくらいの雰囲気で、
例えば、患者さんへの手術から入院への詳細な説明を、皆が聞こえる受付でしていました。
これ、そもそも別の個室でやることちゃうんかいという疑問と、その内容にパパさんも手術から入院コースなのかという不安。
しかも壁には『最近は大腸がんが増加傾向にあり』のポスターが。
読んでみると、ここ10数年で大腸がんは一気に増えてきており、横ばいの胃がんを抜いて1位になる勢いとのこと。

ますます不安になってきたパパさんは、緊張を落ち着かせようと、問診表に自分の名前、住所、連絡先、症状などなど、
文字を一字一字丁寧に、ゆっくり書きました。

そして、ドキドキしながら待つこと1時間。。。

名前を呼ばれて診察室に入ると、そこには既に先生がスタンバイ。
おもむろにズボンとパンツを脱いで、ベッドに横向きに寝たパパさん、その後はまさしく『まな板の上の鯉状態』でした。

あまりよく覚えてはいないのですが、いきなり先生の指(たぶん、人差し指と思いますが。。。)がブスッとパパさんのお尻に突き刺さり、
先生の指が、軽く『フック状』に曲がったと思った次の瞬間、グリグリとローリングが開始。
指もおそらく根元まで入ってる感じで、この『フック船長』の波状攻撃に、悶絶寸前のパパさん。
自分でも初めて聞いた、声にならない声が出まくりでした。

しかし、その一方で、自分のお尻(おそらく直腸のスペース)の中に、こんなにも指が入るんや~!!と感動したパパさん。
涙目でうめきながら、その一方で好奇心を抑えきれないという、何とも訳の分からん精神状態になりました。

その後もフック船長の触診は続き、次は問診へ。当然、先生のフックは私のお尻に刺さったまま。

『頑張っちゃったね~。仕事大変なの?』との質問に、パパさんは声無き声を振り絞り『はい。。。』の回答。
すると先生が『ストレスから来る、いわゆる【いぼ痔】だね、これは。』と診察結果を教えてくれました。
さらに、『痔を見たら分かるんだけど、あなた几帳面な性格だもんね。』との一言。

この一言に引っかかったパパさん。

『えっ?痔を見ただけで、その人の性格が分かるって???』
⇒『マジか???』
⇒『でも、先生みたいに毎日毎日、人の痔を見てたら、その形とか出来具合で、その人の性格も分かるようになるんかな???』
と疑問に思ったパパさん。相変わらずローリング触診が続く中で、声を振り絞って先生に質問しました。

『先生は痔を見ただけで、その人の性格が分かるんですか?』
これに対して先生は、『分かりますよ。えっ、あなたは分からないの?例えば戦国武将の痔とか見たことないの?』

『?』
『せんごくぶしょうの痔???信長とか秀吉クラスの有名人は、痔の記録も資料として残ってるのか???』
ますます混乱したパパさん。もはや本音は、『このフック船長、何を訳の分からん事を言ってんのかいな』でした。

後から冷静に考えてみると、どうも、先生は右指をパパさんのお尻に突き刺したまま、左手でパパさんの問診票を見ながら話していたと思われ、
パパさんが待合室で、緊張のあまり、ゆっくりと丁寧に書いたあの問診票です。
そう、すなわち、先生は『痔』ではなく『字』の話をしてたんです。
そもそも、戦国武将の資料で、お尻の方の『痔』に関するものが残ってるはずないやん!!

でも、その時はそんなことを考える余裕なんて全くなく、続いて大腸カメラをすることに。
おそらく軽い『いぼ痔』とのことですが、ごくまれに大腸がんが要因となってることがあるとのこと。
念のために大腸カメラで詳しく調べることになりました。

急きょ決まった大腸カメラ。通常は前の夜から絶食で臨むのですが、予期していなかったパパさんは、しっかり朝飯を食べてます。
どうするのかなと思う間もなく、フック船長は私のお尻に下剤を打ち込み、その後トイレに行って可能な限り出してこいとの指示。

そんな簡単に出るんかいなと半信半疑のパパさんの心配をよそに、まあ、出るわ出るわ。
自分でも呆れるくらいの快調ぶりで、逆に止まらん状態に。
3分程してトイレの外から看護婦さんが『〇〇さん、早く出てきてくださーい』との声。

んなもん、この状態で外に出てカメラなんぞ差し込んだら、それこそ診察台の上は大惨事になるぞと思いながら
限られた時間で出来る限りのことは頑張ったパパさん。まさしく糞(踏ん)切りの悪い状態でトイレを出て、いざフック船長との
最終決戦の舞台に向かいました。

これまたフック船長は何の前触れもなくカメラをパパさんのお尻に差し込み、モニターを見ながら奥へ奥へ。
直腸から始まりS字結腸を越えて大腸の本体へ潜入。
一方のパパさんは、胃カメラと違ってモニターを見ながら話すことはできるので、ここでも好奇心が前に出ました。
初めて見る自分の大腸に感激。次々に部位の説明をしてくれる先生に『マジっすか』『メッチャピンク色ですやん』など
二人の会話が雪解けのように弾みました。

しかし、これに気を良くした先生は、またまたフック船長の表情を出し始めます。
『〇〇さんほど喜んで話しかけてくる人は初めてみたよ。せっかくなんで、サービスで行けるところまで見てみましょう。』と。

先生、もう勘弁してください。。。
確かに、自分の大腸をカメラで見れるのは興味深いのですが、カメラで見やすいように腸の内部に空気を送るのが苦しくて苦しくて。。。
常にガス腹になってる感じで、並行して下剤もまだまだ効いてるので、診察台の大惨事が頭をよぎります。
しかも、おならを我慢すると腸もみるみる縮むので、力を抜きなさいと先生。

まだまだ自分の腸を見続けたいという気持ちと、ガス腹に耐えれなくなってきてる自分。
もうお腹がパンパンになったところで、腸の先が汚れで見えなくなってきたため、カメラは引き返す決断をしました。

ほっとしたのもつかの間、更なるサービスで帰り道も色々な箇所を説明しながら、寄り道しまくりのフック船長。
過剰サービスです、先生。。。

もう膨満感が限界になって、先生に『もう無理です』とギブアップを申し出た私。
すると、先生はあろうことか『じゃあ、これで楽になる?』と、カメラのチューブを操作してガス抜きをしてくれました。
『って、もっと早い段階でガス抜きせんかい!!』

診察結果は、幸いにも軽い『いぼ痔』とのことで、カメラの検診も、その他は特に異常無しとのこと。
手術を受けることも無く、飲み薬と塗り薬で治すことになりました。

ちなみに先生曰く、大腸がん検診では、検便では詳しいところまで分からないらしく、年に1回は大腸カメラを
受診した方がよいとのこと。

みなさん、恥ずかしがってると落とさんでいい命を落とすことになりかねないので気をつけましょう。
意外に大腸カメラ、おもしろいよ。
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いま読んでも当時の光景が蘇ってきたパパさん。
久しく行ってないから、大腸カメラ、楽しみに行こうかな(笑)

ちゅーわけで、失礼!
コメント
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