国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

国鉄改革のあゆみ 102

2010-09-10 07:55:52 | 国鉄改革関連
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おはようございます、引続き本日も公企労レポートの続きを書きたいと思います。

川端(鉄道社員労・静岡)先ほど来から鉄道労連に結集した同士の皆さんも同じだと思いますけど本日ここに来れなかった我々の仲間の言葉を紹介したいと思います。我々は期間の長短の差はありますが、今まで、みんなで国鉄改革に向かって努力してきました。派遣、出向、多機能化教育はもちろん、提案、増収、QC活動、また無人駅清掃、沿線の草刈り、雪の日のポイントの確保、ホームの除雪等、みんなみずからが考え、行動をしてきました。しかし、1月28日のマスコミ等の発表においては、約4000名の余剰しかない。それも今後の希望調書では定員割れが起こるかもしれない。さらには人活センターを解散させる等の報道がされ、我々は非常にがっかりしてしまいましたと言ってきました。はっきり言って彼らは連れていきたくありません。今後、仮に彼らを連れていっても、意識改革した者、しなかった者のけじめ、会社に貢献した者としない者のけじめ、新会社に移行しても、会社側にきっちりとこれだけはつけてもらいたい。

加藤(動労・東京)東日本はただいま改革協に結集する組合員は5万人であります進める会の会長を初め、これからの運営をどうしようかいということで明日も会議を開き、具体的な今日の決定に基づく方針を東日本の中でもしっかりとした体制をとっていきたい。そんな気持ちであります。国鉄の改革とか、いろいろなことを言ったとしても当局だけではできなかったと思いますし、また組合だけで叫んでいてもできなかった。その両者が新しい道をどうやって探ろうかということで一致したと思います。ですから、新しく生まれ変わるからには、しっかりとした中身でやっていただかなければいけないと思います。
それから、つい2・3日前、整備新幹線の凍結が解除されました。このことに関して、非常に私自身、今後の運営次第によっては、またぞろ政治のつけを新しく回されたのではたまったものではない。これからそういう点に関してもしっかりと物を申していく労働組合を作っていかなければならないということを強く感じております。

大松(鉄労・大阪)今、幾人かのそれぞれの地方の代表者の皆さん方が発言されましたが、私ども改革協グループとして、それに所属しない者、今日まで意識改革もできなかった者を連れていきたくないということは性としてわかります。しかし、現実は、我々改革協グループは全体を制するだけの力がないということを直視しなければなりません。出発の時点で3つあるということはあいさつの中でなされたとおりでありますから、3つが組織競合していくとするなら、私どもはもっと胸襟を開いて、彼らを吸収し、意識改革のできていないものについては、我々改革推進グループの仲間が意識改革させるんだ。こういう気持ちにならなければならないのではないでしょうか。そのことをぜひ訴えて、それぞれの地方で足りない組織数があるとするなら、我々10月段階における一企業一組合を目指すものとしてお互いに努力しようではないかということが、本連合結成大会の決議でなければならない。このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

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