国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

国鉄があった時代 昭和31年 前半

2010-09-05 23:12:18 | 国鉄年表
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湧網線【仮乗降場新設】土佐、常呂港、中能取 1/7

日本海側で大雪。急行日本海が2時間遅れるなど、北陸線、上信越線を中心に列車ダイヤが混乱 1/8

特急「愛の臨時停車」 1/10

下り特急「つばめ」の車中で急病となった少女を救うべく、蒲郡駅に異例の臨時停車を行い病院へ搬送した。
少女の病状は軽く、まもなく快方に向かったが、特急が臨時停車した例は今までなく、車掌、列車指令の適切なる連携は各方面からの賞賛を得ることとなった。
 当時は救急車も、列車無線も無い時代であり、これはその後の範となった。

明知線【駅名改称】遠山→山岡 1/10

佐賀線【新駅開業】東大川 1/10

京阪石山線と坂本線を統合・改称し石山坂本線とする 1/10

京阪電気鉄道(京津線) 線路名称が制定され、大津線に属する京津線となる

京阪京津線 石清水厄除大祭参詣客のため、三条経由の八幡町(現在の八幡市)~浜大津間直通臨時急行「やわた」号を運転 1/15

茨城交通水浜線、上水戸~大学前間の乗り入れ開始 1/20

東京急行電鉄 東急観光を設立 1/31

十三線 南方~崇禅寺間の国鉄跨線橋付近曲線改良工事完成 1/31

宗谷本線【仮乗降場新設】東六線 1/

駿豆鉄道 三島町駅を三島田町駅に改称 2/1

東京急行電鉄が伊東~下田間地方鉄道敷設免許を申請 2/1

小坂鉄道【新駅開業】 篭谷 2/1

宇野線【信号場廃止】岡操口信号場 2/1

日豊本線【新駅開業】三毛門 2/11

石巻線【新駅開業】浦宿(沢田~女川間) 2/12

準急形気動車、キハ55落成 2/15

山陽本線【信号場開設】岩国~南岩国間に川下信号場 2/15

在日米軍岩国基地専用線の分岐点

石山坂本線 滋賀里~穴太間の水耕農場前駅休止(1974年廃止) 2/15

総武本線 【新駅開業】平井街道駅の位置に東あずま駅。(事実上の再開) 2/20

日豊本線【複線化】小波瀬~行橋 2/20

興浜北線【仮乗降場新設】頓別、豊浜、山臼 2/26

(芦別線)芦別線が調査線昇格 2/

北星炭礦美流渡礦専用鉄道 三井鉱山美唄専用線より2700形2719購入 2/

赤穂線【延伸開業】播州赤穂~日生間 3/1

高松琴平電気鉄道琴平線【新駅開業】三条 3/1

東武鉄道全線24時間ストに突入で、5万人に影響 3/11

仙台鉄道 北仙台~加美中新田間廃止 3/14

関西本線貨物支線【開業】浪速~大阪東港間 (3.0km) 3/15

【新駅開業】大阪東港

添田線【線名改称】日田線の一部 東小倉~大任~夜明(68.5km。添田線(初代)に田川線添田~彦山間及び彦山線を編入し改称) 3/15

【延伸開業】彦山~大行司(12.1km) 【新駅開業】筑前岩屋 【路線統合】日田線 東小倉~大任~夜明(68.5km。添田線に田川線添田~彦山間及び彦山線を編入し改称)3/15

高松琴平電気鉄道琴平線【新駅開業】三条 3/15

東京~大阪間夜行急行4往復に三等寝台復活・・・3/20

新設計のナハネ10投入(東京~神戸間銀河及び東京~大阪間銀河などで使用開始)

名寄本線【駅名改称】瀬戸牛→西興部 3/20

京阪線 特急の所要時間を42分に短縮。天満橋~三条直通の普通の京橋~守口間を通過とする 3/20

【開業】樽見線 大垣~谷汲口(21.7km。貨物営業は大垣~美濃本巣(16.3km)) 3/20

【新駅開業】東大垣、十九条、美江寺、本巣北方、糸貫、美濃本巣、谷汲口

京成本線 【新駅開業】八千代台 3/20

帝都高速度交通営団丸ノ内線【延伸開業】御茶ノ水~淡路町間(0.8km) 3/20

雄別炭礦鉄道【駅名改称】平戸前→北斗、穏禰平→山花、湯波内→桜田 3/21

京阪本線、5両連結運転開始(特急車) 3/21

筑豊電気鉄道線【延伸開業】 貞元(現在の熊西)~筑豊中間間。西鉄北九州線の電車が乗り入れ 3/21

東武日光線 明神~下今市間が複線に復旧 3/24

経営難のため「備南電気鉄道」の営業は玉野市に移管され市営となり「玉野市営電気鉄道」となる 3/24

京浜急行電鉄「週末特急」に「ラメール」・「パルラータ」の愛称が与えられる。また、「大島号」の運行再開 3/27

国鉄7年計画で実施中の木製客車鋼体化工事を完了3530両を改造 3/28

鹿児島本線 【複々線化】門司~東小倉間 3/30

上田丸子電鉄(株) 電鉄大屋駅舎完成。大屋~長瀬間【新駅開業】下長瀬 3/

戦傷病者等の日本国有鉄道無賃乗車等に関する法律施行 4/1

室蘭本線【信号場→駅・改称】小糸魚→糸井 4/1

瀬棚線【新駅開業】神丘 4/1

阿仁合線【駅名改称】羽後上大野→合川 4/1

久留里線 【駅営業再開】 下郡 4/1

紀勢西線【延伸開業】紀伊木ノ本~新鹿間 (6.8km) 4/1

【新駅開業】大泊、新鹿

横浜市交通局 井土ヶ谷線(保土ケ谷橋~通町一丁目間)開通 4/1
鉄道抵当法の一部を改正する法律(昭和31年法律第63号)4/2

石巻線【新駅開業】曽波神(鹿又~石巻間) 4/5

釧網本線【駅名改称】上札鶴→緑、札鶴→札弦、上斜里→清里町 4/10

房総西線 【駅名改称】周西→君津 4/10

東海道本線【駅名改称】鈴川→吉原、堀ノ内→菊川 4/10

中央東線 【駅名改称】与瀬→相模湖 4/10

信越本線 【駅名改称】 沓掛→中軽井沢、北塩尻→西上田 4/10

草津線 【駅名改称】 大原市場→甲賀、深川→甲南 4/10

小浜線 【駅名改称】 河原市→美浜に、三宅→上中 4/10

北陸本線 【駅名改称】 三日市→黒部 4/10

鍛冶屋原線 【駅名改称】板西→板野 4/10

高徳本線 【駅名改称】板西→板野 4/10

佐賀線【駅名改称】瀬高町→瀬高 4/10

長崎本線【駅名改称】肥前神埼→神埼 4/10

鹿児島本線 【駅名改称】瀬高町→瀬高、高瀬→玉名 4/10

岳南鉄道【駅名改称】 鈴川→吉原駅に、吉原→本吉原 4/10

【開業】大船渡線気仙沼~気仙沼港(貨物支線)(5.8km) 4/11

【新駅開業】(貨)気仙沼港

白新線 新潟~新発田間全通 4/15

【延伸開業・全通】葛塚~沼垂(14.9km) 【新駅開業】新崎

仙北鉄道【新駅開業】小島 4/16

大阪(梅田)~京都間に特急新設、所要時間38分、30分間隔。天神橋発着の特急は休止 4/16

京浜急行電鉄 穴守線【開業】穴守稲荷 ~ (旧)羽田空港間 4/20

地方納付金制度が制定される。4/24

法律第八十二号(昭三一・四・二四)国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律

国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律が制定され、国鉄・専売公社・電電公社は地方自治体に対して、納付金の納付が義務付けられる。

以下抜粋
(市町村に対する交付金の交付又は納付金の納付)第二条 国又は地方公共団体は、毎年度、当該年度の初日の属する年の前年(以下「前年」という。)の三月三十一日現在において所有する固定資産で次の各号に掲げる固定資産に該当するものにつき、当該固定資産所在の市町村に対して、国有資産等所在市町村交付金(以下「市町村交付金」という。)を交付する。

 一 当該固定資産を所有する国又は地方公共団体以外の者が使用している固定資産(次号に掲げるものを除く。)
 二 国有林野法(昭和二十六年法律第二百四十六号)第二条の国有林野に係る土地
 三 発電所、変電所又は送電施設の用に供する固定資産(第一号に掲げるものを除く。)

2 公社は、毎年度、前年の三月三十一日現在において所有する固定資産(地方税法第五条第二項第二号及び第七百四十条の固定資産税(以下「固定資産税」という。)を課されるべきものを除く。)につき、当該固定資産所在の市町村に対して、公社有資産所在市町村納付金(以下「市町村納付金」という。)を納付する。

なお、この措置により、国鉄は線路にあっては固定資産税に相当する性格の地方納付金を支払うこととなった。この点はローカル線廃止問題にも大きな影を落とすことになったことに注目されたい。全文参照はこちら。

京浜急行羽田支線(穴守線) 【駅名改称】稲荷橋→穴守稲荷、穴守稲荷駅~羽田空港駅(初代)間(0.5km)を延長(復活) 4/20

京急本線【駅名改称】京浜神奈川→神奈川 4/20

名寄本線【仮乗降場新設】幸成 4/30

長門鉄道、鉄道路線の廃止により、長鉄バスと改称 4/30

油須原線 着工準備命令 4/

上田丸子電鉄 八日堂~岩下間【新駅開業】神川 4/

宗谷本線【仮乗降場新設】上雄信内 5/1

湧網線【仮乗降場新設】東富丘、二見中央 5/1

天塩線【仮乗降場新設】啓明、中川口、西振老 5/1

相生線 【仮乗降場新設】 達美、大昭、開拓 5/1

北見線 【仮乗降場新設】恵野、周磨 5/1

深名線【仮乗降場新設】湖畔 5/1

渚滑線【仮乗降場新設】元西 5/1

名寄本線【仮乗降場新設】弘道 5/1

松本電気鉄道上高地線【駅名改称】波多→波田 5/1

山陽電気軌道、鉄道路線の廃止により、長鉄バスに改称 5/1

南海電気鉄道【開業】和歌山市~和歌山港(後の築港町)間 5/6

国鉄本社に「東海道線等増強委員会」を設置、複々線化の検討を開始 5/10

羽幌線 【仮乗降場新設】富岡 5/13

日本国有鉄道法一部改正 5/15

法律第百五号(昭三一・五・一五) 日本国有鉄道法の一部を改正する法律

伯備線【新駅開業】日羽 5/15

留萌鉄道 留萠本線恵比島~深川間に直通運転開始 5/15

東武亀戸線 旧・平井街道駅の位置に東あずま駅を開業(事実上の再開) 5/20

京阪大津線車両 200形201-202号車に車内放送装置を取り付け、試験使用を実施 5/24

青函連絡線一等船室廃止、二等A寝台に変更。1.2.3等制を2.3等制に改正 6/1

高山本線 【新駅開業】東八尾 6/1

可部線【駅名改称・営業再開】休止中の安芸中島→中島 6/1

美唄鉄道(株) 国鉄連絡運輸業務を大夕張鉄道との併合清算に変更、三菱鉱業美唄鉄道線となる 6/1

箱根登山鉄道小田原市内線 全線廃止 6/1

大阪市営地下鉄【開業】 花園町~岸里間(1.1km) 6/1

旭川市街軌道 全線廃止 6/9

塩竈線【駅名改称】(貨)塩竈港→(貨)塩釜埠頭 6/10

士幌線【仮乗降場新設】糠平ダム(行楽時期のみ営業)

北海道庁地方林課所有軌道(後の美深町営軌道)、トラック輸送へ切り替えて木材輸送を廃止

坂下森林鉄道の坂川鉄道の区間廃止

秋保電鉄【新駅開業】萩の台

田口鉄道、同じ名古屋鉄道傘下の豊橋鉄道に合併され、同社の田口線

夕張鉄道 資本金5,000万円に増資

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