「他人のこころをつかむ心理テクニック」
ゆうきゆう著、PHP文庫、2006年8月
気軽に読める心理学の本。
紹介文に
「ビジネス、恋愛、あらゆる人間関係で、相手のふところにしっかり入るコツがわかります。」
とあります。
こういう心理テクニックって、それほど関係の悪くない人には効くのですが、
関係が悪くてなんとかしたいハラスメント系の上司・先輩にはなかなか効かないんですよね。
2006年出版ですが、最初に出てくるのが偶然にもワクチンを例にした話。
内容は省略しますが結論は、
「最初に確実な利益が示されると、あえてギャンブル的な選択肢を選びにくくなる」
「最初に確実な損失が示されると、あえてギャンブル的な選択肢を選びやすくなる」
→ 最近よく聞く「ナッジ」に近いです。
「叱るより褒める方が高い学習効果がある」
→ 本書でもこのように言っています。
「イヤな相手と会わなければならないときは、
自分自身が「ホスト」や「コンパニオン」など、相手に尽くす職業だとイメージする!」
→ 短時間だったらそうしますが、長期間に渡る関係の人だと、演じるのも疲れてきます。
関連エントリ:
「人たらし」のブラック心理術
ゆうきゆう著、PHP文庫、2006年8月
気軽に読める心理学の本。
紹介文に
「ビジネス、恋愛、あらゆる人間関係で、相手のふところにしっかり入るコツがわかります。」
とあります。
こういう心理テクニックって、それほど関係の悪くない人には効くのですが、
関係が悪くてなんとかしたいハラスメント系の上司・先輩にはなかなか効かないんですよね。
2006年出版ですが、最初に出てくるのが偶然にもワクチンを例にした話。
内容は省略しますが結論は、
「最初に確実な利益が示されると、あえてギャンブル的な選択肢を選びにくくなる」
「最初に確実な損失が示されると、あえてギャンブル的な選択肢を選びやすくなる」
→ 最近よく聞く「ナッジ」に近いです。
「叱るより褒める方が高い学習効果がある」
→ 本書でもこのように言っています。
「イヤな相手と会わなければならないときは、
自分自身が「ホスト」や「コンパニオン」など、相手に尽くす職業だとイメージする!」
→ 短時間だったらそうしますが、長期間に渡る関係の人だと、演じるのも疲れてきます。
関連エントリ:
「人たらし」のブラック心理術