13日(木)、筑波大学付属小学校の授業公開・初等科教育研修会に参加してきました。
さすが、明治の時代から日本の最先端の教育を担ってきた国立の教育校でした。
受付時間前には数百メートルの行列ができていて、全国津々浦々からたくさんの研究熱心な先生たちが集まっていました。
日本一頭のいい小学生とも言われる付属小の子供たちでしたが、話してみるとその様子と笑顔は備後小の子供たちと変わりないものでした。
ただ、授業規律や発言はさすがの一言。
そして、人気のある教室ともなると、廊下までびっしりの先生たち。
声だけが聞こえるような状態でしたが、それでも最先端の授業、先生の指導方法を学ぼうと耳を傾け、メモをとっていました。
授業終了後も、授業をした先生に多くの質問がとんでいて、授業をした先生もたくさんの質問に真摯に熱く答えていらっしゃいました。
今回、備後小の研修にも関係が深い国語科とICTを活用した授業を見てきました。
また、研修会ではICT活動部会の方に参加させていただきました。
国語科では、備後小の国語科研修とはまた違った視点をもった授業でした。
全ての教科の基幹ですからね。本当、国語科というメジャーな教科は多種多様な攻め方があるなと思いました。
ICTの活用では、「未来の教室」と呼ばれる、未来の教室環境を視野に入れた最先端の教室で提案授業と研修がおこなわれました。
備後小のICT活用と似た状況から始まった学校の実践から、文科省・総務省から最先端のICT推進事業を嘱託されたモデル校の実践まで、活用段階に分けた実践報告を聞きました。また、玉川大学の教授からもICT活用に対しての状況や注意点などの講演を聞き、勉強になりました。
最先端の初等教育の研修を受けることができ、備後小にも何かしら活用していければなと感じる一日でした。