男たちの挽歌ナイト

なんかね、クリスマスイブが日曜日だからって、どこにも出かける用事がないってのはいけないことなのですかね？

っていうわけでですね。思いっきりクリスマスとは縁遠いようなことをしてみようかと思って家のＤＶＤラックの中から取り出しましたよ、「男たちの挽歌」をね。

先日の「いい男バトン」で取り上げたことが影響しているのかもしれませんが、猛烈にユンファに会いたくなったわけです（笑）

とりあえず、最初は「男たちの挽歌」からいく。
これは本当に絵がキレイ。
吹き替えがないから迷ったんだけど、やっぱりデジタルリマスターのほうを買って良かったな、と。
ジョン・ウーは場面の切り取り方も色使いもきれいだよなぁ・・・と、とても思う。
地下駐車場の感じとか、船着場の感じとか、とってもきれい。
しかし抜群なのはやっぱり楓林閣のところ。
いや～～、本当に何度見てもいいわぁ・・・
レスリーもやばいくらいかわいいし、ティ・ロンも最高に渋いし。
これだけの時間でこれだけのお話を詰め込むテンポのよさも絶品！
派手さは他と比べればだいぶ薄めだけど、それ以外の何かがたくさんつまっているのです。
最後の終わり方も最高だよね・・・。
くさいといわれようが好きなもんは好きなんじゃ～～～！

と、テンションの高まった状態で「男たちの挽歌Ⅱ」へ。
これの最初のダンスホールのシーンが大好き。レスリー最高
そこからルンが立ち直るところまでがちょっとばかし長いな、と感じるのはいつものこと。
でもその分、ルンが立ち上がったときはたまんねーな～～と思う。
Ⅱはキットとジャッキーの夫婦がいいよね。
「不安どころか怖いよ・・・」うわぁ～、天才！レスリー天才！
Ⅱだから双子設定とか脱獄とか言い出したりとかストーリーに多少の無理が生じてはいるものの、ケンとルンのホテルからの脱出劇のところや、ラストの銃撃戦はマジで最高としか言いようがない。
なぜかラストで日本刀をもつホーだけど、あそこたまんなくカッコいいよね。
日本刀を用意したキンさん、あなた最高です（笑）
そんなこんなで、ラストのどこから出てきたの？なイスに座る3人をみると、もう小さなところなんかどーでもいい、と思えるほどのカタルシスを味わえる「挽歌Ⅱ」はやっぱり最高ですね。

そして「Ⅲ」は持ってないので飛ばして、シメは「狼～男たちの挽歌最終章～」。
これももちろんいいんだけれど、「狼」になると世に言うジョン・ウー節になるのよね。
それもいいんだけど、個人的にはやっぱり「挽歌」の方がアクションはいいなぁ、と思ったりもする。
じつは「挽歌」では、ユンファはそれほど横っ飛びはしない。
というか、主人公はどちらかといえばティ・ロンだし、ハトも教会も出てこないのですよ。
それが「狼」になると、やっぱりその片鱗がバッチリ見えて来ますね。
でも実はこれが一番見やすいし、一番よく観るんです。
どっちかっていうとこれの場合、アクションや男気を重視に見ているというよりは、ユンファが見たいから観てるというかんじですかね（笑）
「挽歌」のマークやケンは女性とはほとんど絡まないしロマンス的な部分は全然ないので、「狼」のジェニーに対する態度がとにかく女目線ではたまんないわけなのです。
空港でジェニーが話しかけようとしたところを口を手で押さえるところに注目ですよ、女性の皆さん。
あそこなんかもう～～～とろけちゃいそうでしょ？（バカ）
そしていつも笑わせてくれる教会の神父さん。「彼女は関係ない！」って、あんたのほうがずっと関係ないのに。見る度かわいそう過ぎて笑えてしまう。（酷）
最後はとても悲しいけれど、とにかく、いちいち喋るセリフが全部カッコいいといっても過言ではない「狼」は、やっぱり私にとっては最高の作品です。


いや～～、いつ見ても何度見ても最高だ！
最高なもんは最高なんだからしょうがないだろうがぁぁぁぁ！

はい、レビューもなにもあったもんじゃないですね（＾＾；；；

ＴＯＨＯあたりでやってくれないかなぁ・・・男たちの挽歌ナイト。
一度劇場で観たいなぁ・・・。


そんなわけで、自分で「男たちの挽歌ナイト」を執り行うというかなり無茶なクリスマスイブとなりました

はいそこ！むなしいとか言わない！自分が一番よくわかってる！

・・・ま、そんなこんなでですね。再びユンファ熱がやばい事になってきてしまいましたので、まだ買っていない「新・男たちの挽歌」と「友は風の彼方に」も欲しくなっちゃいました。

「新」はラストの派手さがいいんだよね。それに、トニーも出てるしね。
「友は」の頃のユンファは最っ高にカッコいいし・・・。

ちょっとカメラ屋さんと中古屋さん、探ってこよーっと（笑）