ぽちゃりんぐ

カッコよく自転車に乗りたい! 脱ポチャ!

今年のツールは、黒いフレームが流行り

2020-09-08 11:02:00 | 日記
ツールを見る楽しみは、各チームが乗る最新の機材、という見方もあるだろう。自分は、性能よりも見た目が気になるタイプ。

そんな中、世界的なシンプルデザインのトレンドに、自転車界もしっかりと乗っているのか、とにかく今年はシンプルなデザインの自転車が多い。

特に、黒。
真っ黒なフレームに、ロゴが白抜きで入る、というデザインが大流行り。

CCCのGIANT。


NTTのBMC


グルパマFDJのラピエール

(以上、画像はjsportsより)

それから、チームカラーのバイクはあれど、あえて黒に乗る選手もいる。

キンタナのcanyon、ギヨームマルタンのde rosa


ユアンのRIDREY


(以上、シクロワイアードより)

こんな具合だ。
ユンボヴィズマのビアンキも黒字にチェレステ。SCOTTは黒字に黄色。ベースが黒、というだけだと、本当にたくさんある。

バルデのエディメルクス



黒字に白抜きはまぁ、かっこいい。外れない。ぶれない良さがある。これは長年飽きない欲しくなるデザインだ。

写真で見ると、フレームのロゴよりもホイールのロゴが目立つ。CADEX、でかいな。。。SHIMANOは控えめなのが仇なのか、イマイチ分かりにくい。

ユンボヴィズマは、塗装分が軽くなるということで黒ベースのフレームになったと解説が言っていたので、そういう作用もあるのだろう。

黒の自転車はかっこいい。しかしながら、自転車が目立ちにくいのも事実。2018年の頃のFDJとか、爽やかでカッコ良かったなぁ、なんてことを思い出す。EFなんかは相変わらず派手目でなんだか華やかで、見ていてワクワクする。

今年のツールは過酷で、みんな騙し合いのような手の内を明かさない走りに見えるけれど、こう見ると自転車のデザイン自体も主張しない、ステルス作戦になっているようにすら感じられる。。。考えすぎか。とにかく、頑張れ、ニンジャキンタナ。優勝候補の陰に隠れて、最後華麗に抜き去る姿を期待している。

あと、改めてツールの写真を見ると、jsportsの現地解説でおなじみのkei Tsujiさんの写真は、選手だけではなく自転車もカッコよく写っている写真が多く、海外のフォトグラファーとは少し視点が違うように感じられた。なお、自分の印象では、海外では、選手の表情や動きのダイナミックさがうまく切り取られている。

さぁ、これから折り返しに向けてまた寝不足の日々が続く。。。コロナによるチームリタイヤ、それから選手の怪我などもなく最後まで楽しめますように。