ツールを見る楽しみは、各チームが乗る最新の機材、という見方もあるだろう。自分は、性能よりも見た目が気になるタイプ。
NTTのBMC
グルパマFDJのラピエール
(以上、画像はjsportsより)
(以上、シクロワイアードより)
そんな中、世界的なシンプルデザインのトレンドに、自転車界もしっかりと乗っているのか、とにかく今年はシンプルなデザインの自転車が多い。
特に、黒。
真っ黒なフレームに、ロゴが白抜きで入る、というデザインが大流行り。
CCCのGIANT。
NTTのBMC
グルパマFDJのラピエール
(以上、画像はjsportsより)
それから、チームカラーのバイクはあれど、あえて黒に乗る選手もいる。
キンタナのcanyon、ギヨームマルタンのde rosa
ユアンのRIDREY
(以上、シクロワイアードより)
こんな具合だ。
ユンボヴィズマのビアンキも黒字にチェレステ。SCOTTは黒字に黄色。ベースが黒、というだけだと、本当にたくさんある。
バルデのエディメルクス
黒字に白抜きはまぁ、かっこいい。外れない。ぶれない良さがある。これは長年飽きない欲しくなるデザインだ。
写真で見ると、フレームのロゴよりもホイールのロゴが目立つ。CADEX、でかいな。。。SHIMANOは控えめなのが仇なのか、イマイチ分かりにくい。
ユンボヴィズマは、塗装分が軽くなるということで黒ベースのフレームになったと解説が言っていたので、そういう作用もあるのだろう。
黒の自転車はかっこいい。しかしながら、自転車が目立ちにくいのも事実。2018年の頃のFDJとか、爽やかでカッコ良かったなぁ、なんてことを思い出す。EFなんかは相変わらず派手目でなんだか華やかで、見ていてワクワクする。
今年のツールは過酷で、みんな騙し合いのような手の内を明かさない走りに見えるけれど、こう見ると自転車のデザイン自体も主張しない、ステルス作戦になっているようにすら感じられる。。。考えすぎか。とにかく、頑張れ、ニンジャキンタナ。優勝候補の陰に隠れて、最後華麗に抜き去る姿を期待している。
あと、改めてツールの写真を見ると、jsportsの現地解説でおなじみのkei Tsujiさんの写真は、選手だけではなく自転車もカッコよく写っている写真が多く、海外のフォトグラファーとは少し視点が違うように感じられた。なお、自分の印象では、海外では、選手の表情や動きのダイナミックさがうまく切り取られている。
さぁ、これから折り返しに向けてまた寝不足の日々が続く。。。コロナによるチームリタイヤ、それから選手の怪我などもなく最後まで楽しめますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます