ツールドフランスさいたまクリテリウム2019

クリス・フルーム、エガン・ベルナル、プリモシュ・ログリッチ、ロマン・バルデを筆頭に豪華メンバーが来日。サイクルファンとしては、生の世界トップレベルの選手を見られる数少ない機会だ。

レースは、個人参戦の新城選手がラスト一周で飛び出し、マイヨ・ロホとマイヨ・ジョーヌが追い掛ける漫画でも、出来過ぎだろ！と突っ込みたくなるような劇的なゴール。

ツール本番でも、総合狙いの選手が協調の御礼として、ステージ優勝を譲ったりすることはあるから、地元のスターであり、しかも個人参戦ながらきっちり前で仕事をした新城選手に譲った、としても不思議ではない。

しかしながら、180度コーナーなど、減速が必要なコースにもかかわらず、平均時速45キロで走っての優勝は実力あってのもの。中継を見ていると、集団の後方にいる選手の辛そうな表情は見て取れる。キツいのだ。

何より、勝利者インタビューでの新城選手の興奮ぶり、喜びようが、この勝利が賞賛されるべきものだと心から感じさせた。

全日本では個人参戦で参加し2位。今日は1位。まだまだ個の力では日本トップである。来シーズンの活躍も期待せずにはいられない。

しかしながら、このイベント、レース以外の選手の稼働が多い。チームプレゼンテーションなんかは分かるものの、忘年会の余興のようなイベントも多い。前夜祭は、レース前日の遅めの時間に、選手たちに似顔絵対決やテレビゲーム対決。。。普段見られない選手の一面を、という気持ちも分かるが、ファンが見たいのはそんな姿なのだろうか。少なくとも自分はもっと自転車に近い部分を見たい。お気に入りの練習コースとか、思い出のレースとか。。。

いずれにしても、ヨーロッパのトップ選手が集まるこのような機会があることはありがたく、幸せなことだ！ ずっと続きますように！

一緒に走る仲間

自転車を買った時、お店の人に誘われて、何となく入ったサークル。自分が自転車を続けているのは、この時知り合った人と時々一緒に乗れるからだろうなーと思う。

はっきり本名も、普段何をしてるかも知らないけれど、自転車談義に花が咲く。そして、今度はどこに行ってみたい、と企画が沸き起こり、みんなで出かけたり、現地集合＆解散だったり。

乗り始めてから2年ちょっと。時々集まったり、ドコドコ行こうよ、で行ったり。そんな仲間がいることは、とっても心強いし、何より飽きない。

仕事も何も関係ない、そんなつながひがありがたいと感じるアラフォーの夜。

台風19号、多摩川CR

10月12日。
史上最大規模と言われていた台風が上陸。我が家からほど近い多摩川も繰り返しニュースでその様子が流されていた。

いつも走っているサイクリングロードがあるはずの河川敷は濁流の下にあり、その姿は見えない。

一部では氾濫もあったが、本当に大変な災害だった。

台風の翌日は、台風一過ということで天気も良い。気を取り直して少し自転車に乗ってみよう。

横浜方面に行ってみようと自転車に乗り、中原街道に入ると、多摩川にすぐに辿り着く。橋の上には多摩川の様子を見に来たたくさんの人。そして水が引いた河川敷を見てみると、、、


まだ少し水が残り、泥が堆積。木が根っこごと道を塞いでいたりする。

これはしばらくかかりそうだなぁ、と多摩川CRを走るのは諦めて、大きめの道路を走る。道路もそれなりに台風の影響があり、路肩に大ぶりの枝が落ちていたり、ゴミ、特にパンクしそうなとんがったプラスチックの残骸なんかが落ちている。

日が暮れるのも早くなった。
17時を過ぎると薄ら暗い。


なんとなく、台風を境に、季節の変わり目を感じた1日となった。

新フレームはDe Rosaに決定！

スチール素材のフレームを買おう、と色々とメーカーを検討。フラットペダルで街乗り寄りの使い方なのか、がっちりビンディングペダルでロングライド用なのか、目的も決めながら、最後はフィーリング。

乗り味で評判のいいコルナゴのマスターXライトもいいけれど、装飾が自分には派手すぎる。最後は見た目が気に入ったデローザのヌーボクラシコに決定！ ラグが強調されてクラシックに見えるけど、街乗り仕様ではなく、ロングライドイベントなんかも出たいので、クラシック仕様にはしない方向で考え中。

いつかもし、アメリカに行ってオーダーする機会があれば、Indipendent fabricationsを頼んでみたいなー。その時まで、スチールの自転車に乗り慣れておく！

どんな自転車になるか、楽しみで仕方ない！

世界選手権ロード

事前の盛り上がりを考えると、天気事由によるコースの変更もあり、イマイチ盛り上がらなかったような印象の世界選手権。過酷な環境、過酷なコースの中での死闘、、、というのが正しいのだろうけれど、なんだかみんな力尽きた、、、という印象なのは、落車や低体温症など、なんとなく実力だけではない、環境による影響が大きかったからかもしれない。

無条件に応援？楽しみにしているサガンの追い上げも時すでに遅し。ゴール前スプリントに加わる姿など、見たかったなぁ。

最後のスプリントを見ると、まさに死力を尽くした、というか、ゴールまで耐え切った選手が勝った、と言ったようにも見える。
いずれにせよ、優勝したペデルセン選手、おめでとうございます！