韓国物産展好評のうちに終わることができ
ご利用いただいたお客様に、心より感謝しております。
韓国からみえた販売員の方々とお話をしているうちに
お国は違うけど、人間は本質の部分では同じなのかなぁ と
感じました。
というのも、
螺鈿の家具や宝飾品をご覧になっている
ほぼ全員の方が
絶賛されているのです。
京セラとKDDIの名誉会長の稲盛和夫さんが講演の中で
話しておられましたが、
130億年も前、
この世で一番小さな素粒子がビッグバンを起こし宇宙ができ、
今現在も、ビッグバンの途中で、宇宙は拡大し続けているとのこと。
従って
この世のことは宇宙の法則に従って進んでいると話されておられました。
この宇宙の法則こそが、人間としての生き方においては
真・善・美
という形で表されるのであります。
そのひとつの美の一つの形として、韓国の螺鈿の家具が在る。
その「美」を求める人の心理は、130億年前から連綿と続いているのです。
螺鈿の家具を「富」の象徴として求める心理は、
ビッグバンよりず~っと後の人為的なことですが、
「美」を求めることはビッグバンと同時に発生した心理と言えましょう。
非常に抽象的なので、わかりやすく言いますと
掃除をしていない店内や埃をかぶっている商品を求めてくる人は、
絶対に限りなく近く いない
と申せましょう。
何故ならば、宇宙の法則に反するからであります。
そして特に
韓国のキムチ屋さんや、
宝飾品屋さんの販売員さんは、
笑顔が
いいんです。よくお客様がついていたようですね。
テレビで
巨大ショッピングモールが佐賀に進出して、大賑わいの由。
すごいですね。オープンの週末だけで30万人ですって。すごいですねぇ。
鹿児島にもイオンのショッピングモールが進出します。
戦い、戦略、変化対応、生き残り、必死、競争、集客、便利、地産池消、
激戦区、環境問題、雇用、商店街の空洞化、地権者、反対派と賛成派の戦い、
交通渋滞、大店立地法、街づくり三法、消費者の限度が無い欲望etc・・・
なにやら、すごい言葉が次から次に出てきて、
小売業の目的(目標ではなく・・・)である
お客様を心よりおもてなし、喜んでいただく
ということがどこかに忘れ去られている気がしました。
いつから、日本の小売業はこんな風になってしまったのでしょうか?
確か、子供の頃、商店街において
家族デーとかいって商店も家族で過ごすよう週末はお休みだった記憶があります。
だから、お店の人とお客様(決して消費者ではない。)とが同じ目線で商品を選べたし
コミュニケーションもうまくいっていましたね。
スーパーという言葉が一般化する前、食料品店の御用聞きのおじさんに
「すみませんおじさん。」というあだ名をつけて、
「スミマセン、スミマセン、スミマセン」と兄弟でものまねしていた記憶があります。
年末は幟が各商店に立ち並び、商店街を通るだけでわくわくしたものでした。
うちのお店は、宇宿商店会に属していて、
商店会の行事や寄付に参加させてもらっていますし、本当の意味で共存共栄させていただいている気がします。
ですから、量販店というより、商店という意識は今後もなくしたくはないと思っています。
社員一人一人が商店主として、おもてなしの心を失わない、その心構えとして、
全ての人にご挨拶をする、
店内を掃除して、商品を汚さない、整理整頓をするということを徹底させたいのです。
むずかしい、流通言語のボキャボラリーは必要ない。
良きことを考え 良きことを実践する
全員が、このことを物指しとすることを願っています。
そんな 甘いこっちゃ それこそ
生き残れないよ!とお叱りを受けるのでしょうか?