ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

レヒネル建築とハンガリアン・マダムの割切りっぷり(笑)

2011-06-12 18:08:59 | ブダペスト


ハンガリーを代表する建築家、レヒネル・エデン(Lechner Odon)。
##ごめん、ウムラウトの表示できず。。。

ハンガリー・アールヌヴォーの旗手でして、「西のガウディ、東のレヒネル」だったんですよ。

で、その彼の代表的建築物がいくつかあるので、いってみました!

冒頭の写真は、「郵便貯金局」。
うーん、ステキです!
どうやら、内部は、体内のように「肉感的」とのことですが、、、
なんせ、日曜日。郵便局は休みです。残念・・・・。
せめて、扉だけでも。。



屋根のかなり上の方も、ものすごく凝った装飾で、圧倒されます。


しかし、これは、、、、誰が見るんだ?!というぐらい、気が付かない(苦笑)



次は、「工芸美術館」。
ブダペストで初のアールヌーヴォーなデザイン建築物。



すごいっ!屋根の装飾は、ジョルナイのセラミックらしいのですが、キレー!!!

入ってみると、エントランスがこれ。(一応、美術館なので入れましたw)


そして、メインホールが、これまた美しい。



うっとりしながら、せっかくなので、企画展を鑑賞。
何の展覧会なのか、さっぱりわからないのですが、、、笑
いろんなところからいろんな年代のモノがあり、それはそれでかなり面白かったです。

例えば、この家具。


欲しいっ!!!

そして、これも!!!



誰か、私にくれないかなーと真剣に、ヨーロッパの旧家マダムとお友達になるにはどうすればいいのか、
考えてしまいました。笑

そして、もろもろ堪能していて、館内を回っていたら、、、、急に、展示スタッフのおばさまが
話しかけてきた。

わからんぜよ、ハンガリー語わっ!と、思っていたら、
突然、順路ではない、横の扉が忍者屋敷のように開き、ジェスチャーで
「ここから出なさい」と指示される。
へ?と思ったら、時計を指さしているので、
「あー!18時だから、閉館?っていうか、まだ17時50分だけど?」と反論する間もなく、
「ハイハイハイッ!」という感じで部屋の外に追い出される。

ボーゼンとする私とダーリンの横を、彼女達(すでに複数人)は、カツカツと
ヒールを鳴らしながら、他の部屋に入ったり出たりしているなーと思ったら、、、


そーなんですよ。あっさり、自分の業務時間終了=帰宅時間で、帰っていってしまいました(笑)
いいなー、残業レスなこの感じ。この割り切りの良さ。
トレビアーン♪笑

ノロノロと美術館を出ながら、うーん、私もハンガリーに住んじゃったりしたら、
この割切りっぷりが身に着いちゃう?とか、考えながら、
レヒネルデザインを外からも満喫するのであった。















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