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蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

カンニング考

2011-03-03 23:50:12 | 徒然
中学高校大学を通し、カンニングをしなかった人間が果たしているだろうか?私も、机に書いておいたり、鉛筆に小さな文字で書いておいたりしたが、全く役に立たず、いつも最低ラインをさ迷っていた。カンニングにもコツがあり、ここが出そうだというところを押さえるのが難しい。私はそのコツをつかむことすらできなかったのだ。私より成績が良かったやつらはみんな、カンニングの要領が良かったのだ、と思っている。それよりも、この60年近くの間に、窃盗に5回も遭遇した方がよほど悲劇だ。最初は中学生のとき、親父が買ってくれた腕時計(当時は腕時計は、高価な貴重品だった)を、体育の時間中に盗まれたこと。ショックだった。クラスメートのなかに犯人がいると思うと、情けない。次は修学旅行のとき、用心のため親が持たせた5000円札を、生徒手帳に入れて制服の胸ポケットに納めておき、見学でバスを降りて戻ったら盗まれていた。さらに驚いたのは、その夜、被害に遭った生徒が一室に集められ、あまりの被害者の多さに驚いたことだ。
いや、被害金額からしたら、相当な額で、大泥棒がクラスメートのなかにいると思うと、気が気でなかった。車場荒らしには3回遭った。一回目は30年近く前、昼の六本木で仕事中にバッグごとやられた。警察には届けたが出てこないと言われた。二回目は昼の茅場町でやはりバッグごとやられた。三回目はブランドバッグを、家の近くでやられた。ブランドバッグのときは、近所の庭に中身がぶちまけられた。三回目は指紋まで採取してくれたが…いずれの場合も10~15分、鍵をかけずに車を離れた隙にやられた。そさていずれの場合も車に戻ったら半ドアになっていた。音がしないようにドアを閉めたのだ。今はキーレスがあるので、まず車上荒らしには遭わないだろうが、私の車は古くキーレスではない。
一番卑劣だと思ったのは、学生時代の泥棒だ。特に修学旅行の泥棒はこの年になっても忘れない。長崎の市街地の夜景が、そのとき集められた部屋からよく見えた。噂では、そのときの泥棒は、成績がいい奴で、その後大学にも進み、法学部を出ていると聞いた。手癖の悪い奴は一生なおらないと聞く。どこで捕まって案外、塀の中に居るかもしれない。
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