蟷螂は二度目の肺炎以来、10年以上外出時には必ずマスクをしています。
『変人』と思われようが『半病人』と言われようが、雨の日も風の日も真夏でもマスクをしています。
今回のマスク騒動は蟷螂家には無縁のはずでした。
1月20日にN95も箱買いしてありました。
3000円程度だったN95、ヤフオクでは同じものが万超えです。
不織布マスクはまだ3箱ありますが、最近は同居人もマスクをかけているので、少し不安です。
コメに関しては同居人の動きが早く、長期備蓄米になりそうです。
トイレットペーパーとティッシュはたっぷり買い込んであり、住空間を圧倒しています。
いま、庶民の不安を増幅しているのは新型コロナウイルスではなく、不安という魔物です。
東南海地震が高確率で起きるとメディアで喧伝されて久しく、もし起きれば弱り目に祟り目です。
天下？のNHKのニュースサイトで、『もしいま大きな地震が起きたら避難所で新型コロナウイルスが蔓延する』と警告とは言えない、脅迫記事を見かけました。
そうなると困るので、ストックしているのでしょう。
もうすぐ東日本大震災からまる9年。
そんな庶民の不安心理にネットのデマ記事が追い討ちをかけているのです。
『病持ちの高齢者は外出しないで感染機会を減らす』ことが、最善の予防法です。
ただし、外部と全くコミュニケーションをとらずに生活することは困難です。
特に通院の有無は、命に直結するので一大決心を要します。
政府は持病のある高齢者は、電話やメールで処方箋を発行できるように、一刻も早く法改正するべきでしょう。
